野球シーズンが終わり、選手たちはオフシーズンに入りました。この時期は、自分の技術を見直し、基礎を磨く絶好のチャンスです。特に、守備の基本となるキャッチボールは、上達の土台を作る重要な練習の一つ。正確なスローイングと確実なキャッチングを再確認することで、シーズン中の安定したプレーにつなげることができます。
本記事では、守備の基本であるキャッチボールで意識するポイントについてご紹介します!
2024年に行われた第95回都市対抗野球大会決勝で勝利し、見事に初優勝、日本一を達成した三菱重工Eastの守備職人である矢野幸耶選手が動画で説明しています。
ぜひ冬の練習で取り入れてみてください。
近い距離で意識すること
キャッチボールは徐々に相手との距離を広げていき、肩を温めていくメニューです。矢野選手は、「ボールが抜けないようにする」ことを意識しているそうです。ボールが抜けないように、指にかかるようなビュッという球を投げるようにしましょう。
また、当たり前ではありますが常に相手が捕りやすいボールを投げることが大切。相手が次の動作に繋げやすいように強く投げるようにしてみてください!
40m離れたところで意識すること
更に距離が離れた40mくらいのところでは、しっかりと上から投げることが大切です。ボールに回転をしっかりとかけることで、ボールもキレイに真っ直ぐ飛んでいきます。ボールが落ちないように、しっかりと上からボールを投げるようにしましょう!
次に、右足の軸と頭が突っ込まないようにすることも重要。右足の上に頭が来るようにしてみてください。
肩が弱いと感じる選手は、投げ方を直す前に「強く投げられるように身体全身を使う」ということから始めてみましょう。軸足にしっかりと体重を乗せてから全身でボールを投げることが、ポイントです。
動画ではキャッチボールだけでなく、冬におすすめのゴロ捕球練習なども紹介しています。守備職人の練習メニューややり方、コツを参考に日々の練習にぜひ取り入れてみてください!
冬の時期を活用して守備のスキルを向上させましょう!
それでは動画をご覧ください。