
3月に開幕したセンバツ高校野球2025は、全国の高校球児が頂点を目指して熱戦を繰り広げています。その中で注目を集めているのが、2回戦を突破し勢いに乗る岩手の名門・花巻東高校。
大谷翔平選手(ドジャース)、菊池雄星投手(エンゼルス)ら現役メジャーリーガーを輩出したこの強豪校に、また一人スター候補が現れました!その名は古城大翔選手。恵まれた体格と打撃力を兼ね備えた逸材に迫ります!
花巻東という育成の名門
花巻東高校は、NPB・MLBで活躍する選手を輩出し続けてきた育成の名門。中でも大谷翔平選手と菊池雄星投手は日本野球界の至宝として活躍し続けています。
そんな花巻東の信条は「野球もできる立派な人間に」。技術だけでなく、人間力の育成にも重きを置いており、部員たちは日々、厳しくも温かな指導のもと成長を続けています。現在チームが目指しているのは、OBの2人も成し遂げられなかった「岩手からの日本一」です!
古城大翔選手とは?プロフィールと注目ポイント
花巻東の大黒柱である古城大翔選手は181cm・91kgと恵まれた体格を持つ右のスラッガー。中学時代は都筑中央ボーイズで活躍し、通算20本塁打を記録。
花巻東入学後はすぐにベンチ入りし、春季地区大会では1年生ながら4番・サードを任されるなど、早くから主軸としての期待を集めてきました。守備面でも安定感があり、バランスの取れた選手です。
父は元読売ジャイアンツの内野手・古城茂幸氏(現巨人3軍打撃コーチ)。父譲りの野球センスに加え、強い向上心を持って練習に励む姿勢が周囲の信頼を集めています!
木製バットでも飛距離を出すための努力と意識
古城選手の最大の武器はその打撃力。高校入学当初から注目されてきたスイングスピードとパワーを、さらに磨くため、冬場には1日1000スイングを課し、木製バットでも飛距離が出せるよう徹底的に振り込んできました。
参考にしているのは偉大な先輩・大谷翔平選手。「後ろで強く速く回る」を意識し、効率的な力の伝え方を研究しています。また、憧れの右打者は読売ジャイアンツの主砲・岡本和真選手。「フォームに力感がないのに飛ばせる。自分もそうなりたい」と語り、自らの理想像を描きながらバットを振り続けています。
センバツ2025での戦いと今後の期待
怪我の影響で今大会は2回戦からのスタメン出場となった古城選手ですが、その存在感はチームにとって大きなものです。順調な回復とともに本来の打撃が戻れば、今後さらに打線を引っ張る存在になるでしょう!
花巻東が目指す「岩手から日本一」への挑戦。その中心には間違いなく、古城大翔選手の活躍があるはずです!
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