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セッタートスの手の形から足の運び方までの基本動作

セッタートスの手の形から足の運び方までの基本動作

今回は、セッター経験20年のある選手が、セッターのトスの上げ方について紹介していきます。
手の形や足の運び方などの基本をマスターして、バレーボールスキルをさらに上達させていきましょう。

トスの基本【足と手】

はじめに手はおでこの上に置きます。
次に、手の形はおにぎりをつくるように三角にします。

手の力だけであげるのではなく、膝の力も一緒につかうと上手にあげることができますよ。
おでこの上でボールをとらえて、軽くジャンプをしながら膝の力をつかって全身でトスをとばしていきましょう。

足の動きについてもみていきましょう。
基本は、左足から右足の順番でトスをあげていきます。
左足はボールの下にはいるところまで出して、右足はあげたい方向に爪先を向けます。
あげたい方向へ爪先を向けると、おへそがあげたい方向へと自然と向くので、右足の爪先はあげたい方向に向けることが基本です。
リズムよく足を運ぶことも意識してみてください。

トスをあげるときのポイントは?

ライトにあげるときは、ボールのさわる位置をおでこより少し上の、頭の頂点のほうでとらえてトスをあげます。
足はレフトにあげるときと同じで、左足から右足ネット平行になるように体を向けましょう。
左足から右足ではいって、爪先に体重をかけてから反ることで、うしろにあがりやすくなります。
ここでも軽くジャンプをして、全身でトスをあげることを意識してみてください。

オープントスをあげるときは、手首をやわらかく中に入れてからボールをとばすことがポイント。
また平行トスをあげるときには、手首はあまり中にいれずにボールを弾くようにトスをあげると、速いトスをあげることができます。

実際にフォームをみてみると、オープンの方がおでこの近くでボールをとらえて、膝を深く曲げています。
ここまでの内容を動画で一度確認してみましょう。

動画引用元:【バレーボール】セッターのトスの上げ方講座・超基本編【レフト/ライト】

ここからは、応用編です。
トスネットから離れたり近くなったりすることに悩んだことはありませんか?
これらを改善するためには、おへそをあげたい方向にむけることが大切です。
体の向きをあげたい方向へとまっすぐ向けることで、自然とまっすぐトスがあがるようになりますよ。

トスのあげかたに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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