ルール卓球にもある 試合時間短縮の促進ルール2023年より、野球メジャーリーグで試合時間を短縮するための「ピッチクロック」というピッチャーの投球時間を制限するルールが導入されました。平均時間3時間を超えるメジャーリーグでは、テレビ放送時間の問題や、観客の集中が続かないためファン離れに繋がる可能性を考えて導入されました。 そして、これは野球に限ったことではありませ...
卓球平野美宇選手 女子卓球の勝ち方TリーグNOJIMA CUP2023において、決勝の「みうみま対決」を制し優勝を勝ち取った平野美宇選手。今年に入ってから勝ちきれていなかった彼女が、見事強豪を破り頂点に立ちました。パリオリンピック選考において、2位(2023年6月現在)と出場圏内にいる平野選手の今後の活躍も期待したいところです。 平野選手は、母が指導す...
フリック木原美悠選手 試合で使える「フリック」卓球台を挟んで強い球が飛び交うフォアハンドドライブのラリーも魅力ですが、試合で勝つためには、それだけでは十分ではありません。ツッツキやストップなど緩急を使って相手を翻弄したり、早いタイミングで相手に返してリズムを変える「フリック」などを活用する事で、フォアやバックハンドの強い球が活きてきます。 Wみゆうの一人、木原美悠...
サーブ戸上隼輔を苦しめた王楚欽のナックルサーブ2023年世界卓球個人戦、2回戦で戸上選手の相手は中国の王楚欽選手。2021年、2022年の大会でも彼と対戦して超えることの出来なかった壁。残念ながら今回も超える事が出来ませんでした。今年の日本でのパリオリンピック選考会にて、抜群の安定感を誇る戸上選手をここまで苦しめるのは何なのか? チキータを得意とする戸上選手を阻ん...
ツッツキ打たれないツッツキ、ストップの打ち方卓球のラリーでは、強打だけでなく相手コート手前に落とす「短い球」が存在します。 強い球が来ると思って構えている所に短い球を打たれると、拾いにいく体勢になり強打が出来ません。また、サーブなど回転がかかっている所を次に繋げるために拾う技、それらがストップ、ツッツキです。 この技術を習得出来ると、相手を動かしながら闘うことが...
フットワーク勝てる卓球は手じゃなく足で打つ!?卓球の試合会場に行くと、卓球台の2.7mよりも前後左右に何倍も大きなスペースを取った作りになっています。それだけ卓球は台の周りを動くスポーツと言う事です。 見えている手に目がいきがちになりますが、勝てる卓球選手は足を使ってボールを打っています。どのような意識で足を使っていったら良いのか、を最後の動画を元に詳しく解説して...
卓球佐藤瞳 中国キラーとなるカット技術早田ひな選手や伊藤美誠選手のような高速ラリーの選手が多い中、2022年世界卓球にキャプテンとして出場した佐藤瞳選手は、他と一線を画している戦い方をします。 彼女がリターンするボールは、どんな所からでも約2㎡の相手コートに放物線を描きながら返っていきます。佐藤瞳選手は、カットマンとして高校1年時にインターハイ準優勝と実績...
サーブ戸上選手が張本選手との勝負所で使ったYGサーブ2023年1月に行われた全日本卓球決勝戦で張本選手を破り2連覇を達成した戸上選手。バックハンドを得意とする戸上選手ですが、決勝戦で流れを変えるYGサーブを繰り出し、勝負を有利に進めました。YGとはYoung Generationの略で、1990年代の欧州の若い世代が使っていたサーブを指します。 少し特殊な手首の使い方を...
サーブサーブの魔術師 伊藤美誠の巻き込みサーブ東京オリンピックにて、水谷隼選手と共に日本卓球会史上初の金メダルを獲得した伊藤美誠選手。前陣速攻型の攻撃スタイルで世界ランキング2位まで登り詰めた実力者であり、幼少期からの夢であるオリンピック女子シングルスでもメダル獲得を目指し奮闘中です。 早田ひな選手と比較して、体格は小柄ながら強烈に打ち返すスマッシュにも定評があり...
バック張本智和を支える「チキータ」の技術兄弟揃ってオリンピックを目指す張本兄弟の兄智和選手。弱冠19歳にして2023年5月現在日本ランキング1位、2021年に行われた東京オリンピックでは、団体銅メダルを獲得しました。2度目のオリンピックではシングルスでのメダル獲得も目指し、パリオリンピック選考会に臨んでいます。 今回は、張本選手が巧みに使いこなす「チキータ」...