東京オリンピック卓球混合ダブルスにおいて水谷選手と金メダルを獲得。強豪中国の卓球チームからも大魔王と恐れられるほどの実力を持つ伊藤美誠選手。サーブもさる事ながら、強烈なバックドライブも彼女の特徴の一つ。
今回は、最後の動画を元に伊藤選手の特徴であるバックドライブの打ち方について詳しく解説していきます。
まずは伊藤美誠選手のバックドライブをご覧ください。
オーバーミスするくらい強く
フォアでもバックでも遠くからしっかりと回転をかけて打てれば、台に近づいてもドライブをかける事が出来ます。女子選手にありがちな小さく身体を使うような打ち方を強制する意味で、相手の台を超えてオーバーミスするくらい強く打ってみましょう。
特に女子選手の場合は、ネットにかかってしまう球になる事が多いです。
多球を使って、何回も練習し大きく身体を使って、相手コートをオーバーするくらい遠くに飛ばします。
バックは「剣を抜く武士」のイメージ
侍が腰から剣を抜く「抜刀」の動きを真似して身体を使います。直立して抜刀する人はおらず、足を肩幅くらいに安定させる位置にして左股関節(右打ちの場合)を捻って力を溜めてから解放します。
バックスイングをする際もへそから下には下げないようにして、お腹の力を使い、みぞおちをへこませるようにします。力の伝達は、足・腰・お腹・前腕と繋がるように意識してインパクトさせます。打球する位置は、ラケットと反対の手を伸ばしたあたりを目安に練習します。
1日300回 毎日やればできる
卓球は感覚が大切なスポーツなので、反復練習がとても重要になってきます。慣れない動きであれば無意識で出来るまで打ち込む事が、動作習得の最短距離です。動画では、一日300回で3ヶ月、一日1000回で1ヶ月で出来るようになる!と言っています。
ワンステップレベルアップしたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
それでは動画をご覧ください。