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横受け身 側頭部を守るための受け身 練習方法やポイントを解説|脳しんとう 柔道

横受け身 側頭部を守るための受け身 練習方法やポイントを解説|脳しんとう 柔道

柔道で投げられた時、側頭部を守る受け身をご存知ですか?名前を横受身と言います。横受け身は、横向けに技をかけられたときに取る受け身になります。 通常の後ろ受け身は後頭部を守るために使いますが、横受け身は自分の側頭部を守るために使います。 

横受け身のコツは自分の跳ね上げた足と同じ側の自分の手で畳を手のひらで叩くのがポイント。 後ろ受け身と同様に、畳をしっかりと自分の手で叩いて衝撃を緩和してダメージを防ぎます。横受け身は柔道の投げ技をかけられた時自分の体勢が一番なりやすい体勢なので、きちんと練習して自分の体を守ることが必要です。

では実際に横受け身をやっていきましょう。

横受け身の練習方法

自分が仰向けに寝た状態で、横受け身は体の右側か左側どちらか一方だけが畳に着く体制で受け身を取ります。まずは右横受け身、自分の右手で畳を叩きます。この時に自分の背中・腰・お尻・足の左側側面は畳につかないようにします。反対に自分の右肩・背中・腰・お尻・足の側面全てが畳についてる状態です。

横受け身の手の角度・顎を引くのが大事

横受け身をする時の右手の角度は約30度にします。しっかり自分の顎を引いて脳震盪が起きないようにすることが大事です。左手は帯の結び目に手を置いていきます。反対の右側も同様です。

繰り返し交互にやっていきましょう。まずは基本的な横受け身の形をしっかりと覚えることが重要です。

横受け身の注意点

自分が座っている状態での横受け身のやり方を説明します。自分が座った状態で自分の右足を自分の左足の前を通過させるような形で体を倒して横受け身をします。きちんと自分の頭を右側にむけ、自分の右手で畳を叩きましょう。反対側も同様です。

座ってる状態で横受け身する際に陥りやすい怪我は、勢い余った時に恐怖心から自分の体が畳に着く前に自分の手をついてしまったり、肘をついてしまう時です。あとは自分の背中が畳に着く際に自分の肘を畳についてしまうことも怪我の原因になります。怪我をしないように意識しなくても出来るように反復して体に覚えさせましょう。

手を先につくと怪我の原因になるので、自分の背中が畳につくまで我慢して手で受け身を取るのが大事です。

上記に書いている文章を参考にして実際に横受け身をしてみましょう。それでは動画をご覧ください!

【正しい受身~横受身~】柔道チャンネル/少年よ!技をみがけ!~柔道上達への道~

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