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袖釣込腰の掛け方とポイントについて解説|古賀稔彦 瀧本誠 谷本歩実

袖釣込腰の掛け方とポイントについて解説|古賀稔彦 瀧本誠 谷本歩実

沢山の有名選手が得意な柔道の腰技をご存知ですか?名前を袖釣込腰と言います。袖釣込腰は柔道の腰技10本の一つの技です。似てる技として背負い投げが挙げられます。袖釣込腰と背負い投げは腰技と手技に違いがあります。袖釣込腰と背負い投げの違いは、背負投げが引き手を利かせて、相手をに投げるのに対し、袖釣込腰は釣り手を利かせ、に投げる違いがあります。

袖釣込腰が得意な有名選手は、男子では1992年バルセロナオリンピック柔道男子71kg級金メダリストの古賀稔彦選手。2000年シドニーオリンピック柔道男子81kg級金メダリスト瀧本誠選手。女子では 2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピック柔道女子63kg級 金メダル谷本歩実選手などが挙げられます。古賀選手に関しては現役後半には得意の背負投げを意識する相手に対して袖釣込腰が非常に効果的でした。

今回は、多くの有名選手が得意とする柔道の腰技、袖釣込腰の掛け方とポイントについて解説します。

袖釣込腰は回りながら仕掛けるのがコツ

左に組んだ状態で説明します。左手は相手の襟、右手は相手の袖を持ちます。袖釣込腰は右手で相手の左袖を持ってるので、右回りで技を仕掛けます。袖釣込腰を仕掛ける時は相手の左袖を右手でしっかり持ち、左右の回転は違いますが、一本背負いや背負い投げと同じように投げていきましょう。

相手の肘を頭上に持ち上げるのがポイント

持っている相手の左肘を頭上に持ち上げながら右回りに回転して相手を投げましょう。袖釣込腰を仕掛ける時はしっかりと相手の体を背中に背負うようにして投げることがポイントです。袖釣込腰を実践的に投げる時は自分より小さい選手に対して仕掛けることが効果的です。

相手が自分の奥襟を掴もうとする瞬間が袖釣込腰のチャンス

相手が左肩の上から、自分の奥襟を掴もうとする瞬間に袖釣込腰を仕掛けるのが狙い目です。相手の上体が上に伸びてるので、相手の重心は上になってます。相手の動きは袖釣込腰を仕掛けるのに絶好のチャンス。相手に自分の奥襟を持たれそうになったら、どんどん袖釣込腰を仕掛けていきましょう。

上記を参考にして袖釣込腰を実際にかけてみましょう。

それでは動画をご覧ください。

【袖釣込腰】柔道チャンネル/少年よ!技をみがけ!~柔道上達への道~

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