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成長期の選手に多い膝の故障 ジャンパーズニーとオスグッドの見分け方 特徴 予防方法|膝蓋靱帯 トレーニング

成長期の選手に多い膝の故障 ジャンパーズニーとオスグッドの見分け方 特徴 予防方法|膝蓋靱帯 トレーニング

バレーボールをしている中学生に多く見られるのが膝の故障。成長期であるために、競技で患ったジャンパーズニーなのかオスグッドなのか、わからないことがありますよね。どちらか一方だけではなく、両方発症しているケースもあるので、膝の痛みには注意しましょう。

ジャンパーズニーとオスグッドでは、治療法が異なるため見分け方を知っておくと役立ちます!痛みがある選手は迷わず病院へ行くことがおすすめですので、無理はせず治療に専念しましょう。

それでは、ジャンパーズニーとオスグッドの特徴と見分け方を見ていきましょう!

ジャンパーズニーとオスグッドの見分け方

  1. 痛みが出ている膝を立てて座り、お皿の場所を確認する
  2. お皿の下側に象の鼻のような部分(膝蓋靱帯)を見つける
  3. 膝蓋靱帯を押すと痛む場合はジャンパーズニー
  4. 膝蓋靱帯の下部にある骨が痛んだり腫れていたりする場合はオスグッド

以上が見分け方のポイントです。膝のどこが痛いのかを見分けることが大切です!

痛みが出たときの対処法

ジャンパーズニーやオスグッドの対処法をネットなどで検索をすると、ストレッチをおすすめする記事が出てくることがありますが、このストレッチには注意が必要です。太ももをストレッチすると、痛みが悪化する場合があります。

オスグッドは、骨の成長スピードに筋肉がついていけずに発症します。そのため、太ももをストレッチすることで、筋肉が更に伸ばされてしまい痛みが悪化してしまうのです。

対処法は、太ももの筋肉を緩ませること。ジャンパーズニーも同様に、筋肉を引っ張るのではなく、緩ませることを意識してまずは、マッサージしましょう

緩める方法

  1. 片足を伸ばして座る
  2. 太ももを優しくマッサージする
    さすったり、押したりして太ももの筋肉を緩めます。

太ももの前面は、上記のマッサージをして筋肉を緩めてあげることが大切ですが、太もも裏面は伸ばすことで骨の成長に筋肉の伸びが追いつきます。そのため、太ももの裏面はストレッチして伸ばしましょう!

ジャンパーズニーの予防法

  1. ブロックやマンガなど厚みのある台を用意する
  2. 台の前に立ち、踵が15度くらい浮くように踵を上げて立つ
  3. 頭に手を乗せてスクワットをする

スクワットの注意点は、膝がつま先よりも前に出ないようにすること。あくまでも予防のためのトレーニングですので、傷みが出ている場合はやめましょう。

膝蓋靱帯を鍛えておくことで、ジャンパーズニーの予防ができます。自宅でもできるトレーニング方法なので、ぜひ取り入れてみてください!

それでは動画をご覧ください。

参照元:【バレーボール】ジャンパーズニーとオスグットの見分け方 【高林孝光トレーナー】

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