東京都町田市出身、サッカー大国ナイジェリア人の父と日本人の母との間に生まれた藤田譲瑠チマ選手。小学2年の朝に「将来プロになる」と藤田選手が発言したと母が語るように、サッカーに対して幼少期から意識高く取り組んでいたそうです。
地元のサッカークラブで小学時代を過ごした後、中学からは東京ヴェルディのユースを経て東京ヴェルディにて晴れてプロデビューを飾りました。
2021年からは徳島ヴォルティス、横浜F・マリノスに所属した後、現在はベルギーのシント=トロイデンVVにて活躍しています。
藤田選手は少年サッカー時代から球際に強く、強いフィジカルを生かしてボールを奪い取る能力に長けており、視野の広さと展開力に優れた守備型MFの注目選手です。
藤田選手の活躍シーンはこちらです!
U-23に選出されてる藤田選手の魅力と人柄や考え方について迫っていきます。
3歳の時にサンタさんからもらったサッカーボール
藤田選手のお母さんは、譲瑠チマ選手の幼少期のこんなエピソードを語っています。
「藤田譲瑠チマは、3歳の時にサンタさんからサッカーボールをもらったことがとても嬉しかったようで、翌日にはボールを使った遊びからワンバウンドリフティングなどで遊んでいました。それを見た親が喜ぶ姿をみて、本人が乗り気になりサッカーをするようになった」
何事もモチベーションは大切ですが、父母が譲瑠選手が遊ぶ姿や「みて!」という子供からの問いかけに対して、真摯に向き合ったことで、その才能とやる気が育まれていったのだと考えられます。
プロスポーツ選手の中にも、スポーツを始めたばかりの頃は、親や兄弟が喜ぶ姿をモチベーションにしているケースも見受けられます。藤田選手は、親御さんからの視線をしっかり受け止めて、小学生の時からの夢をかなえました。
小学生の時からサインの練習をしていた
藤田選手の小学生時代の同級生は、当時の状況を語っています。
「小学生の時から自分のサインを考えていました、実際に友達の靴に書いていることも(笑)。そんな姿や発言を見ていて、プロを目指すというよりプロになるという意志だったのかなと今感じています。」
夢を夢と終わらせずに、自分がプロの舞台で活躍することを前提に行動すること。普段の行動からプロである意識を持つことの積み重ねはとても大きいものです。
藤田譲瑠チマ選手は、幼少期からそのような考え方を持ち、サッカーのプロとして活躍するために必要な行動をとってきた結果が今に結びついていると感じます。
それでは、動画をご覧ください。