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競泳 国際大会で日本人初 自由形メダリスト松元克央選手 個人メドレー若手注目選手 成田実生選手|水泳 高校生

競泳 国際大会で日本人初 自由形メダリスト松元克央選手 個人メドレー若手注目選手 成田実生選手|水泳 高校生

これまで競泳の国際大会では、記憶に残る数々の快挙がありました。

1992年バルセロナでは200m平泳ぎで当時14歳だった岩崎恭子選手が中学生でありながら金メダルを獲得。史上最年少での金メダリストとなったことは30年以上が経過した今でも覚えている方が多いのではないでしょうか。

また、2004年のアテネと2008年北京では、北島康介選手が100mと200m平泳ぎにおいて2大会連続の2冠。これは日本人選手としては初めて。さらには当時の世界新記録を出すというまさに伝説の選手です。この時のインタビューで話した「超気持ちいい」や「何も言えねえ」という言葉は話題になりました。

2021年東京で女性選手として初めて2冠を獲ったのは大橋悠依選手。400mと200mの個人メドレーで金メダルに輝いています。

今後もたくさんの選手が国際大会での活躍が期待される中、今回はこの2人について紹介します。

100m・200m自由形 100mバタフライ 松元克央選手

長年、国内トップレベルに君臨し続けている松元選手。「カツオ」の愛称で親しまれています。2019年には世界選手権で200m自由形で銀メダルを獲得。国際大会において、この種目でのメダル獲得は日本人選手としては初めてです。2021年東京では思うような結果は残せませんでしたが、2024年は順調に調子を上げてきています。

動画内で松元選手は、不安がない状態でレースをしたことは一回もないと話しています。松元選手のレベルになっても、レース前はやはりナーバスになるようです。レース本番、飛び込み台に立った時に「あれだけやったから大丈夫」と不安を少しでも和らげるために日々練習を積んでいるそう。

レース当日できるだけ落ち着くためには、あらかじめやることを決めておき、レース当日は決めたことをやるだけという状態にすることだと、メンタル面での調整方法を話しています。国外・国内のかずかずのレースを経験している松元選手が言うと説得力がありますね。今年の松元選手に注目しましょう!

200m・400m個人メドレー 成田実生選手

2023年の日本選手権水泳競技大会で前述した大橋悠依選手に200m個人メドレーで逆転勝ちをおさめ、400m個人メドレーとあわせて2冠を達成したのはまだ高校生の成田実生選手。初めて出場した2023年世界水泳では400m個人メドレーで8位入賞しています。

個人メドレーはバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形と4泳法全て泳ぐ種目ですが、どの泳法にも穴がないオールラウンダーと言われています。

そんな成田選手も中学生時代に失敗したレースがあるそうで、その時のことについて動画内で次のように話しています。「失敗した時は守りに入った練習をしていた。レース前は守りに入らず、チャレンジャーの気持ちで前向きに取り組むことが大切」。

年上の選手がいる中でもインタビューに堂々と受け答えする姿は、国内トップの自覚があるからでしょう。

松元選手、成田選手がまた新たな伝説を作ってくれるのでしょうか!?注目です!動画は2023年の世界水泳前のインタビューですが、選手の考え方が垣間見えます。興味がある方は最後までご覧ください。

参照元:【世界水泳福岡直前!】競泳日本代表選手にインタビュー@GMOアスリーツパーク湯の丸【松元克央選手・吉田冬優選手・池江璃花子選手・成田実生選手】

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