
下腹部の脂肪はなかなか落ちにくいと感じている人も多いと思います。食事制限や有酸素運動、トレーニングをしても最後までしぶとく残るのがこの下腹部の脂肪です。
今回はお腹の脂肪を落とす科学的な方法について説明していきます。夏までにぽっこりお腹をどうにかしたい方は参考にしてください。
お腹の脂肪を落とす科学的な方法
お腹の脂肪には燃焼順序が関係しています。身体はまず内臓の周囲や顔、上半身から脂肪を使いはじめ、次に上部の体幹、そして最後に下腹部を燃やしていきます。なので下腹部の脂肪が落ちにくいのは当然のことだとわかります。
最新の研究では、ある条件を整えると下腹部の脂肪も一緒に燃やせる可能性があるとわかってきました。
脂肪細胞は脂肪を蓄える役割を持つ白色脂肪細胞と、熱を産生してエネルギーに変える役割を持つ褐色脂肪細胞の2つに分類されますが、白色脂肪細胞の中にも褐色脂肪細胞と同じような働きを持つベージュ脂肪細胞なるものが存在し、脂肪燃焼しやすくするということです。
KLF15を抑制する
脂肪細胞に含まれるKLF15を抑制することで白色→ベージュに変わり脂肪燃焼しやすくなります。抑制の方法を紹介します。
- コールドシャワー
15°〜20°の水を1〜3分の間、全身に浴びます。一番手軽な方法です。 - アイスバス
10°〜15°の水に全身または下半身を10分〜15分間浸すという方法です。 - HIIT
高強度インターバルトレーニングは大幅なカロリー消費を可能にするだけでなく、白色→ベージュに変える機能もあります。毎日は行わないように注意してください。 - カフェイン摂取
200〜300mgのカフェインが必要なので、日常的にコーヒー等で上手く摂取してみましょう。摂りすぎに注意が必要です。
時間と労力が無駄にならないように、KLF15 の抑制を意識して食事やトレーニングに取り組んでください。今年こそお腹周りをスッキリさせましょう!