第100回全国高校野球選手権記念、西千葉の代表校は「中央学院」です。大谷拓海選手を中心にチームが構成され、投打ともに安定しているチームという印象です。
各地方大会を多く見てますが西千葉大会の準決勝「習志野対中央学院」戦は、手に汗握る好ゲームで、最後は劇的なサヨナラホームランで幕を閉じました。
ホームランを放った青木選手はまだ1年生。正直、身体の線は細く、とてもホームランが打てるような体格ではないですが、スイングスピードが非常に速く、少し外の高目のボールをフルスイングしてレフトスタンド一直線。線は細い選手ではありますが、身体の強さを感じさせる選手です。
今回紹介する動画は、中央学院が行っているトレーニングシーンになります。
現代高校野球のトレンドで言えば、高負荷のウエイトで身体を大きくすることが第一、という考えですが、中央学院は少し違うようです。
俊敏性を鍛えるアジリティートレーニングを行い、自重で腹筋・スクワットなどで体幹も鍛え、自重もしくは軽い負荷でのトレーニングを行っています。
高負荷のトレーニングを全く行っていない、という訳では無いと思いますが、実戦向きのトレーニングを積極的に行っている印象があります。
青木選手のように身体の線は細いかもしれませんが、あのスイングスピードを見ると、身体の芯(体幹)の強さは感じられます。中央学院全体でこのトレーニングを行っているからこそ、生まれたサヨナラホームランかもしれません。
では動画をご覧ください。
動画引用元:選抜出場!中央学院野球部に密着!