今回ご紹介する動画は、初心者向けバッティングフォームの7つのポイントです。
こちらは、打撃練習の基礎ですので、続けていく中で応用し、自分に合ったフォームを見つけることが理想だと思います。
経験者の方も、フォームを変えていくなかで、元のフォームがわからなくなってしまったという選手も多いと思います。
ご紹介する動画を参考に、自分自身のバッティングフォームの原点を探していただければと思います。
それでは、バッティングフォームの基礎を見て行きましょう。
①トップをはやく作る
【方法】
・ボールを打ちに行く時に、早めにトップを作る
【ポイント】
・いろいろな変化球に対応することができる
②かまえ方
【方法】
・腰を入れてお尻を突き出すイメージでかまえる
【ポイント】
・背筋より腰を意識する
・背筋を伸ばしすぎると、胸が出てしまい、バット操作が難しくなってしまうので注意
③後ろ脇の使い方
【方法】
・構えの段階から後ろの脇はあけておく
【ポイント】
・両脇をしめてしまうと、猫背になりやすくバットが出づらくなってしまう
・後ろのあいた脇をしめることで、スイングが加速しやすい
昔の考え方は、両脇をしめてかまえることが主流でした。
現代、後ろの脇をあけることは、メジャーリーガーや、プロ野球選手の間でも主流になっています。
ただし、前の脇があくと、アッパーになりやすいので前の脇はしめておくことをおすすめします。
④腕の使い方(前)
【方法】
・打ちにいくときに前の腕は張る
【ポイント】
・前の腕を張ることで、打球の飛距離が出やすくなる
・最初のうちは、横からバットを出してレベルスイングをする
⑤腰の使い方
【方法】
・軸足の股関節に体重を乗せる
・後ろの腰から回転させる
【ポイント】
・トップをつくるときに、少し体を捻っておくことで体の回転が早くなり、飛距離につながりやすくなる
⑥体重移動
【方法】
・肩幅よりやや広めにスタンスをとる
・前足の体重を後ろの軸足に乗せてから踏み込む
・ステップをしても重心は前足よりも後ろ足に残す(6:4が理想)
・体重移動とバットを出すタイミングは一緒にする
・ステップをして、前足が地面についた瞬間に後ろ足に重心を「もどす」
【ポイント】
・上体が突っ込まないよう注意する
・ステップした後に重心を後ろ足に「もどす」ことで、ヘッドスピードがアップする
⑦理想のフィニッシュ
【方法】
・真横から見た時に一直線になっている(ホームランバッターは、やや反り気味)
上記がバッティングフォームの流れです。
私も小学生の頃、両脇をしめてかまえるように指導されていました。
時代の流れでバッティングフォームの主流も変化します。
指導方法も異なると思います。
その中で、自分のバッティングフォームを確立していくことは難しいと思いますが、情報を取捨選択し、自分オリジナルのバッティングフォームが見つかることが理想ですね。
それでは、動画をご覧ください。
動画引用元:古田敦也選手によるバッティングフォーム基礎