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守備練習 内野手の基本練習 様々なポジションでノックを受ける

守備練習 内野手の基本練習 様々なポジションでノックを受ける

基本的に選手は、自分のポジションしかノックを受けないため、そのポジションしか守れない、ということは無いでしょうか。

プロの場合、控えも多く、例えばサードの選手が交代されたら、基本はサードのプロフィッショナルの選手が守備に入ることが多いと思います。

しかしアマチュアの場合、控え選手の数が足りなかったり、レギュラーと控えの力の差が大きいため、ここ一番場面での代打や代走で選手交代をためらってしまうことは無いでしょうか。

チーム内にユーティリティープレイヤーが増えると、試合での作戦のバリエーションが増えるため、有利に試合を運べることを筆者の実体験で感じたことがあります。

そして何より、1人の選手がいくつものポジションを守れることは、その選手の価値向上にもつながり、選手の能力を引き出すことにもつながると考えます。

ちなみに以前紹介しました、

済美高校がやっているバックホーム練習

こちらの済美高校も外野と内野をローテーションしてバックホームの練習をやってましたね。どの選手も、いつでもどこでも守れる状態をチームとして作っておくことが重要なのかもしれないですね。

様々なポジションでノックを受ける利点をまとめると、

・ユーティリティープレイヤーを育成できる

・選手の気分転換になる

・他のポジションの気持ちを知ることができる

・自分が得意なポジションを認識できる

の4点ではないかと思います。
筆者的には「気分転換」は非常に重要だと考えており、他のポジションをたまに守ったり、ノックを受けるだけで楽しくなり、ワクワクする気持ちになるものです。
このように野球を通じた「気分転換」を日頃の練習で差し込むことが、マンネリ化防止や活性化に少しでもつながると思います。

また注意点としては、ノックを受ける人数多くなるので、動画のように、リズム良くスピーディーにノックを行うため、手でゴロを投げたり、近距離からノックを行ったりする工夫は必要だと思います。

では動画をご覧ください。

動画引用元:10/1/30 自主トレ 野手陣へのノック

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