腹筋を鍛えるトレーニングはたくさんありますが、今回紹介するトレーニングは、寝たまま行うトレーニングです。
単純な動きを繰り返すだけなので、試しやすいはずですよ。
薄着になるこれからの季節にいかがでしょうか?
鍛えられる筋肉
実は「腹筋」という名前の筋肉の部位はなく、一般的に言われている「腹筋」とは、
・腹直筋
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腹横筋
の4つの筋肉をまとめた筋肉の総称です。
今回紹介するトレーニング方法はこの4つの筋肉のうち、「腹直筋」に効くトレーニングです。
腹直筋は、腹部の前面を縦に覆う筋肉で、この筋肉がしっかりと鍛えられていると、いわゆる「割れている腹筋」が形成されやすくなります。
ちなみに残りの3つの筋肉は、腹部の側面を構成している筋肉です。
トレーニング方法
- 以下のように、スタートポジションを作ります。
・少し肩を地面から浮かして、腹筋を丸めた状態にします。
→背中が地面にしっかりとついていて、背中と地面に隙間がない状態です。
・足の裏を地面に着け、膝と足首の角度を90度にします。
・手は伸ばして、地面に下ろしておきます。 - 腹筋を丸めた状態と膝と足首を90度に曲げた状態を保ちながら、膝を胸の方に引き寄せます。
腰が浮くまで、しっかりと引き寄せます。 - 地面に付かないよう、ぎりぎりまで足を下ろします。
- 2~3の動きを、出来るだけ速く1分間繰り返します。
トレーニング中のポイントと注意点
一連の動きの中で、肩を浮かした状態と膝と足首の角度はずっと保つようにしてください。
出来るだけ速く行うようにすると、効果が高まりますが、勢いが付くことにより、反動で膝が上がってくる場合があります。
この場合は、腹筋への効果が薄れてしまいますので、腹筋を使って膝を引き寄せることを意識してトレーニングを行うようにしてください。
また、腰痛のある方は、最初は数回ゆっくり行って試してから、スピードを上げるようにするといいと思います。
無理をしないようにしてくださいね。