
今回紹介する動画は「ダンベルシュラッグ」の正しいフォームについてです。僧帽筋を鍛えるトレーニングとしては、基本となるトレーニングですので、是非知識として入れておいた方が良いでしょう。
僧帽筋については、様々なスポーツで活躍する筋肉ですが、肩甲骨の上方回旋、挙上、内転の時に活躍する筋肉です。肩甲骨の動きを補助する役目や三角筋(腕を振る)の動きを補助する部位となります。
■ボールを投げる・打つ
野球、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール
■持ち上げる・引き付ける
ラグビー、相撲、レスリング、柔道、ウエイトリフティング、ボート
■腕を振る
水泳、ボクシング
などのスポーツに活躍するのが僧帽筋です。
では、トレーニングのやり方ですが、
・両手でダンベルを持ち、太ももの前に置く
・僧帽筋を意識しながら
・両肩が耳に付くようなイメージで
・首を前傾に45度ほど傾けて
・ダンベルを持ち上げる
・ダンベルを下す際は、僧帽筋の伸縮を感じながら、ダンベルをコントロールしながら下す
以上のやり方になります。
大事なポイントは、両肩が耳に付くようなイメージで行うことと、ダンベルをコントロールしながら下すです。要は僧帽筋の筋肉の伸縮を感じながら行うこと、なのですが、耳に付くようなイメージというのは、しっかり上げ切る、ということです。可動域が大きい部位ではないので、意識せずに普通にやってしまうと、少ししか上げずに終わってしまいます。そうなってしまうと効果が半減してしまいます。
動画の方がやっている通り、しっかり上げ切ることが非常に大事です。そして、ダンベルを下げる際も、ダンベルの重さを利用して「ストン」と下すのではなく、ダンベルをコントロールするように、ゆっくりと下げ切ることが大事です。ここでストンと落とすと、これもまた効果半減となります。
正しいフォーム、正しいやり方でトレーニングを行うと、効果が大きくなりますので、しっかりと覚えましょう。では動画を参考にしてください。