ピッチャーが投げてから、キャッチャーが2塁へ送球し、セカンベースへ到達するまでのタイムをストップウォッチで計測するのは、もう当たり前になってきている野球界ですが、やはり感覚で速い・遅いを判断するのではなく、定量的に速い・遅いを判断できると、選手はもちろん、監督、コーチも思い切った作戦やサインが実行できると思います。
なので、できる限り数値化して分かりやすくする
ということは、非常に大事なポイントですね。
この動画で実施している練習は、ノッカーが打ってから返球を捕球するまでのタイムを計測し、外野手に伝える練習です。
タイムをしっかり伝えているので、速い・遅いが明らかになるのは、向上心や競争心を掻き立てられます。ノッカーの打球スピードが関係したり、なかなか同じ条件でタイムを計ることは難しいですが、タイムを意識しながら練習に打ち込むのは良いことだと思います。
この練習が外野の返球スピードを向上させる練習ですが、ストップウォッチを活用した練習は様々な練習でアレンジできると思います。
一般的なベースランニングはもちろん、打ってから1塁まで到達するタイム、タッチアップ、中継プレーなどなど、様々な場面でストップウォッチは活躍し、タイムで選手達の今の実力を可視化できます。
ぜひストップウォッチを使った練習を試してください。
参考までに動画をご覧ください。
動画引用元:ボール回し(ノッカー+守備+走塁)