今回ご紹介する動画は、「プロ野球選手の連続ティーと、練習に対する正しい目的意識」についてです。
プロ野球開幕に向けて、前回に引き続きプロ野球選手の練習を取り上げます。
今回は、阪神タイガースの近本光司選手がキャンプ中に実践していた、連続ティーに着目しました。
まずは近本選手の練習風景をご覧ください。(動画内0:00〜1:32)
動画引用元:新人王候補!近本選手の打撃練習!北川新コーチの半笑いの顔も気になる・・・w
近本選手は
- 通常のスピードで連続ティー
- 速いスピードで連続ティー
- 足のスタンスを開き、低いトスを下半身で粘って打つ連続ティー
の3つを実践していました。
どれも下半身を使って、連続打ちでもブレずに力強くスイングできています。
次に、近本選手が行っていた連続ティーを実践する際、注意すべきポイントをご紹介します。
連続ティーの注意点
- 足のスタンスを開いて体重移動で打つバッティング練習
→下半身を使った速い回転は望めないため、「下半身を使って強く打つ」目的だと効果は薄くなってしまいます。
「泳がされてしまった時の対応」の練習としては効果が期待できます。 - 連続ティー
→「ネットに打ち返すこと」のみを意識すると、手だけで打ってしまうので注意してください。
「下半身を使ったキレのあるスイングを目指す」など、目的意識を持って取り組むことが大切です。
以上が連続打ちの注意点のまとめです。
近本選手は体全体を使って打っているのに対して、手だけで打ってしまう選手は逆にフォームを崩すことに繋がることもあるのでご注意ください。
この練習でとても大切なのは、「下半身を使って、手だけで打たないこと」だと思います。
小学生など筋肉があまり発達していない選手は、連続ティーの数を少なくしたり工夫をしながら、自分に合った練習方法を見つけていきましょう。
そして、正しい目的意識を持って、練習がマイナスに働かないよう、注意して取り組みましょう。
それでは動画をご覧ください。(動画内0:00〜3:40)