今回紹介する動画は、フライボール革命についてです。
約1年前に注目された打法ですが、今回の甲子園でもこの打法を使う選手が見られたので、再度ご紹介したいと思います。
まずはじめに、長く教えられてきた「上から叩く」スイングと、「ボールの軌道にバットを入れる」スイング、いわゆるフライボール革命のバッティングを比較した動画をご覧ください。
動画引用元:『ゴロ狙い』vs『フライ狙い』最近話題の「フライボール革命」を取り入れてバッティングしたら4ヶ月で明らかに打球が変わった・・・(Fly Ball Revolution)【打撃検証】
2つのバッティングフォームのメリットを比較していきましょう。
上から叩くバッティング
- 強いゴロを打つことができる
- 最短距離でバットが出るため、高めのボールを安打にしやすい
フライボール革命のバッティング
- 長打が多い
- ゴロアウトが少なく安打が多い
個人的に、2つのバッティングフォームにおいて、ボールの捉え方が、点か面かという点が違いの一つだと思いました。
上から叩く打ち方においては、ボールの軌道と同じ軌道でバットが出るため、点でボールを捉えることが多くなります。
それに対して、フライ革命の打ち方においては、ボールの軌道にバットを入れていくため、面でボールを捉えることができます。これが長打につながるポイントなのかもしれません。
注意点としましては、動画でも紹介しているように、フライボール革命のバッティングにおいてはフライOKですが、あくまでフライを打つ意識ではなく、ボールの軌道に合わせてレベルスイングすることが大切だと思います。
フライ革命が浸透してきたせいか、今年の甲子園でのキャッチャーの配球や選手が打ちに行くボールも徐々に変化していると感じました。これからの、野球も楽しみですね。