
大迫傑選手が行って注目を集めたフォアフット走法。
これはランニングの着地方法の一つで、つま先で着地をする走り方です。
スピードを上げて効率よく走るのに効果的なので、「脚の負担を軽くしたい」「エネルギー消費を減らしたい」方はぜひ試してみてください!
大迫選手のフォアフット分析
大迫選手のフォアフットは、つま先を接地させた瞬間から加速に使っているのが特徴です。
一般の人の場合、フォアフットをクッションという形で衝撃吸収に使っています。
これだと、フォアフットをすることで反発力が出てしまい、ブレーキがかかってしまいます。
そして、ブレーキを止めようとしてふくらはぎや膝を使うと、それらを痛めてしまう可能性があるのです。
対して大迫選手のフォアフットは、ブレーキとしてではなく、地面からの衝撃を吸収しながら加速として使っているので、膝を痛める心配はありません。
大迫選手のフォアフットは、痛めずに走れるというメリットがあります。
では、フォアフットを加速に使うためには一体どのようにしたら良いのでしょうか。
加速させる走り方としては、体の近くで足を接地させるようにすることです。
普通は、体より遠い位置で接地させるため反発力が出てしまいます。
大迫選手の場合は、体のほぼ真下で接地することでふくらはぎを上手に使い、加速させることができています。
そして、体の近くで足を接地させるこの方法には、後ろ足を使って蹴り出すことも必要です。
フォアフット走行のやり方
フォアフットのフォアとは前側という言う意味で、足の前側で地面に接地をする走り方です。
後ろ足を蹴り出す力を強くして、足の接地面を体の近く、ほぼ体の真下にします。
そしてつま先、かかとの順番で重心を移動させていきます。
そうすることで、スピードを上げて走ることができます。
ポイント
足を着地させる時に、体の真下でかかとを付くように意識しましょう。
そして、前傾姿勢をとりながら走ると上手くフォアフットを行うことができます。
この記事でご紹介したフォアフィット走行の詳しいやり方は、こちらの動画をご覧下さい。