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タックル練習 テニスボールを脇に挟んでタックルの基本を学ぶ

ラグビーのフロントタックルは基本的な動作のひとつです。

フロントタックルとは、こちらに向かってくる相手選手に対して正面から行うタックルを指します。ラグビーのタックルの中ではほとんどが最初に覚えるタックルです。

フロントタックルは、相手に体当たりし、同時に相手の足を掴んで転がすタックルです。胸をはって踏み込み、胸からぶつかりに行くイメージで相手に強くぶつかり、それと同時に両腕で相手の膝関節を強くホールドして引きつけ足をすくうという、一連の流れを素早く行う必要があります。

その動きをマスターするための練習方法ですが、まずは基本的な体勢を身につけるため、両方の脇にテニスボールなどのボールを挟んだ状態でタックルする練習をしてみましょう。タックルした際も当然ボールを落とさないようにしてください。これにより、脇が締まったコンパクトな体勢になり、タックルの力をダイレクトに相手に伝えられる強いタックルが生まれます。

これが意外と難しく、初めのうちはついボールが落ちてしまいますが、繰り返し練習することで出来るようになってきます。姿勢としては、重心を低くしてまっすぐぶつかっていく姿勢です。脇を締め低重心でタックルをすれば、ぶつかったと同時に両腕で足を抱えるのが非常にスムーズで行えます。

そして足を抱える際は、必ず膝裏を抱えましょう。姿勢が高かったりするとうまく膝を抱えられませんので、姿勢にはくれぐれも注意してください。

練習はサンドバッグを使った練習でも良いですが、サンドバッグは足がないため足をすくう練習ができませんので、可能な限り対人での練習をおすすめします。

動画は、慶應義塾大学のラグビー部のタックル講座の動画です。こちらも参考になりますので、ぜひご覧ください。



動画引用元:ラグビー講座(6)「タックル」慶應義塾體育會蹴球部(慶応大学ラグビー部)2016/02/24

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