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投球練習 工藤公康 球速アップするために行う3種類の練習方法

投球練習 工藤公康 球速アップするために行う3種類の練習方法

投手にとって球速アップすること常に目標と掲げるものですが、ではどうすれば球速がアップするためのどんな練習をすれば良いのか、というのは知らないことも多いのではないでしょうか。

今回紹介する動画は、福岡ソフトバンクホークスの元監督である工藤公康さんが教える、3種類の練習方法です。

体重移動

①自転車のタイヤチューブを用意
②チューブを腰に巻き軸足方向に引っ張る
③キャッチャー側に足を繰り返し踏み出す
④踏み出す足のつま先は進行方向に向ける
という練習になります。軸足に溜まった体重をキャッチャー方向へ体重移動し、球速アップを目指す練習です。

遠心力

①重たいボールを用意
②軸をまっすぐにして腰の回転を使って投げる
③ボールを離しすぎたり近づけすぎたりしない
④初めはゆっくり段々速くしていく
という練習になります。重たいボールを腰の回転を使って投げることで、腰の回転スピードを速くすることで遠心力が生まれ、結果、腕の振りが速くなることが目的の練習になります。

てこの原理

①どこにでもある普通のタオルを用意
②投げる体勢を作りタオルを持つ
③身体の回転に合わせてタオルを引く
④踏み出した足の力を利用して内側に腕を巻き込む
という練習になります。軸の回転に合わせて、グローブを持つ手を素早く引くことで、てこの原理が生まれ、ボールを持つ手の振りが速くなることを利用する練習になります。

以上3つの練習になります。実際この動画でアナウンサーの方がこの練習をやりまして、最初は102kmだったのが111kmまで球速がアップしてました。この球速アップは筋力がいきなり上がった訳ではなく、ゴムチューブを使って体重移動がスムーズにできる感覚が養われ、重たいボールを使って腰の回転の使い方を覚え、タオルを使ってグローブの使い方が上手くなる、という身体の使い方が全体的に上手くなっていたことで球速がアップしたと言えます。

ぜひ動画でより詳しく見て実践してみてください。

動画引用元:工藤公康の球速アップ方法パート4

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