前宙のやり方について、意識すべきコツや1人でも怖くない練習方法について解説していきます。これから前宙を習得したい方や、現在前宙の練習をしていて早く習得したい方は必見です。
前宙のやり方とコツ!
前宙のやり方は以下の通りになります。
- 助走をつける
- 両手を挙げると同時にホップをして、踏切を行う
- 上に飛び、体を丸める
- 回転して、抱え込みをほどく
- 着地を行う
前宙のコツとしては、上に蹴ることが大事になります。前宙は高さが低いと着地することができません。高さを出すためには蹴って上に飛ぶ必要があり、そのために上に蹴るようにしましょう。意識としては、やや後ろに向かって地面を蹴ることで、前に行く勢いと後ろに蹴る勢いが相殺して上に飛びやすくなります。
回転中は胸をしっかりと丸める必要があります。そうしないと抱え込みの姿勢が大きくなり、上手く回転することができなくなります。いかに体を小さくするかが大切です。
そして、回転をしたあとに抱え込みをほどくことも重要になります。抱え込んだままだと着地することができず、むしろ回りすぎて危険になってしまう場合もあります。それを防ぐためにも、1回転しきる直前で抱え込みをほどくことが重要になります。タイミング的には胸が上に上がってきたときに開くようにするとよいでしょう。
1人でもできる!前宙の練習方法!
続いてここからは前宙の練習方法について解説していきます。
前転を行う
前宙を行う前に、まずは前転の練習をしてみましょう。これができないと前宙は夢のまた夢です。
前転では、踏切のあとの空中姿勢を意識して行うようにしましょう。特にしっかりと抱え込むことや抱え込みをほどくタイミングなどを考えながら練習しましょう。
飛び前転を行う
前転の次は飛び前転です。飛び前転は文字通りジャンプして前転を行うものです。先ほどの前転よりも少し前宙に近づき、一瞬空中に浮きます。恐怖心を和らげるという意味でも、飛び前転を恐怖を感じずに行えるようにしましょう。
マットに向かって背打ち
いよいよ本格的な前宙の練習になります。やや分厚いマットをいくらか重ねて、そこに向かって前宙を仕掛けます。回転しきって背中で落ちるところまでできるようにしましょう。
背中で落ちるのも最初は怖いかと思います。それでもマットをしっかりと用意して、回数を重ねていけば恐怖心もなくなってきます。
恐怖心が取れてきたら、背中から落ちるのをお尻から着地するように回転力を上げていきます。段々と回転力を高めることで、ギリギリ着地できるようなレベルまでもっていきましょう。そこからは普通に着地できるように練習していくのがオススメです。
練習を重ねて前宙をマスターしよう!
ここまで前宙のやり方や練習方法について解説していきました。ポイントはたくさんありますが、1つ1つ身につけられるよう意識して行ってみてください。
はじめは誰でも怖いものです。スモールステップから練習を積み重ねていくことで、恐怖心に打ち勝って前宙を習得してみてください。