今回の紹介する動画は単純に面白いです。
高木豊氏が今まで対戦したことのある投手の癖をマネしてクイズ形式で出題している動画です。
「癖をずーっと見つけながら走っていた」
と高木氏がおっしゃってます。もちろん、足も速く、思い切ってスタートを切る勇気もあると思いますが、もしかすると癖を見つける「洞察力」が最も優れていたからこそ、盗塁が成功できたのかもしれませんね。癖を見つける目、というのはとても重要ですね。
高校野球で言うと、ベンチ入りメンバーと監督、部長を入れると20名前後がベンチの中にいますが、この全員が本気で投手の癖を見つけようとすると、何かしら出てくるものです。このような事をチームとして続けていると、見つけることが得意な選手も現れます。このような選手はベンチ入りする価値のある選手です。ちなみに筆者の身近にいた方では、高校時代の部長さんが癖を見つけるのが得意でした。「あのピッチャー◯◯やな」とボソっと言うので、どこと無く耳を立てていた記憶があります。牽制の癖や変化球を投げる前の癖をよく言っていたように思えます。部長さんは足の速い選手だったようなので、盗塁するための癖見つけを大人になってもやってしまうのでしょう。無意識に。
また、動画では投手の癖をメインで話しをしていますが、癖は色んなところに眠っています。
キャッチャーの癖
セカンド、ショートの守備位置の癖
など、球種やコースによって、キャッチャーの構え方や内野手の守備位置を変えることをよくやります。ここも癖として出やすいので、よく観察すると良いかもしれません。
試合を有利に運ぶためにも、相手投手をよく観察することは大事です。癖を見つける目、を鍛えることも重要ですね。
では動画をご覧ください。