今回紹介する動画は、外野手の捕球練習です。
動画で紹介している考え方は、少年野球や女子野球、ソフトボールで見られる、ライトゴロの場面で打者をアウトにする捕球の方法にも適していると思いました。
プロ野球や高校野球において、ライトゴロは珍しいですが、上記の少年野球や女子野球、ソフトボールでは珍しくないのです。
今回は、ライトの守備スタイルにスポットを当て、1塁送球とそれ以外への送球方法の相違点を見て行きましょう。
まずはじめに、ライトゴロにおける捕球動作はケースバイケースです。
主に2つの捕球動作があります。
①打者をアウトにする1塁送球場面(右投げの場合)
・捕球の脚のステップは内野と同様に右→左で打球に入る
・投げる時は腕のテイクバックを少なくし、クイックのイメージで投げる
【ポイント】
いかに素早く送球できるかが勝負なので、ステップやテイクバックを最小限にする
②1塁以外の送球場面(右投げの場合)
・捕球の脚のステップは、右→左→右で打球に入る
・遠くに投げるためテイクバックをつける
【ポイント】
3塁やホームに送球する時は、遠くに投げるための準備が大切なので、ステップやテイクバックは丁寧に行う
①②に共通する点としては、
・打球までのチャージを100%
・打球に合わせる時は70%
の力で走ることです。
30%減らすことで「間」が生まれ、打球に合わせやすくなります。
5人目の内野手といわれるライトの役割はとても大切になります。
私が所属していたチームでは、内野手の選手がライトにコンバートすることが多かったです。
個人的に、ライトゴロをアウトにできるチームは強いと思います。
それでは動画をご覧ください。