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打撃練習 ボールを引きつけて近いポイントで打って率を伸ばす

打撃練習 ボールを引きつけて近いポイントで打って率を伸ばす

2017年セ・リーグ首位打者の横浜DeNAベイスターズ「宮崎敏郎」選手は2017年にブレイクした選手の一人ではないでしょうか。選手としての特徴は、

「豆タンク」と称される小柄な体型(横浜DeNAでの身長は公称で172cm)ながら、打席では左足を上げてからのフルスイングで、右方向を中心に広い角度にわたって長打力を発揮。セガサミー時代の2年間に3番を任されたのも、「放っておけばずっと打撃練習(に明け暮れていたこと)」に加えて、「スイングが速く、(打席で)我慢できる分だけ、投球を捉える能力が高かった」からという。

引用元:wikipedia 宮崎敏郎

と記載があるように、身長は172cmと小柄ではありますが、左足を高く上げて豪快なフルスイングが宮崎選手の特徴です。また構えが独特で、両足は広げず左足だけつま先立ちになりながらタイミングをはかる構えも印象的です。

宮崎選手の強みとして良い点は、
・ポイントが近い
・振り切る
・内角のさばき
という3つが強みとして発揮され高い打率をキープ出来ていると思います。

選手の特徴としても紹介されてますが、宮崎選手は広角に打ち分けることができ、更にファールで粘ることも出来ます。それは、ボールをしっかりと身体の近い位置まで呼び込んでからスイングしている証拠です。スイングが速いのでしっかりと引き付けてからでも打てると思いますし、我慢をする意識も非常に高いと思います。意外にこの我慢というものが難しいです。打ち急いで身体が前に出てしまう選手は多いです。ポイントが近い意識と近くても打てるスイングスピードが宮崎選手の良いところです。

次にしっかりと振り切る点ですが、レフト方向へ振り切る点については出来ている選手も多いと思いますが、ライト方向に対してもしっかりと振り切っている点は素晴らしいです。当てにいかず振り切っているので、打球も鋭く一二塁間を抜けていくシーンをよく見ます。長打率も5割以上の成績を残している点から見ても、小柄ながらもフルスイングしてボールを飛ばす意識が高いことも伺えます。

最後に内角のさばきについてですが、内角のボールをポイントを前にして打つのではなく、左ひじを引きながらバットの芯でとらえて打ってます。この点は天才肌を感じさせるスイングですが、内角の練習を相当重ねた結果で得たスキルだと思います。

では、宮崎選手のスイング動画をご覧いただき、ぜひ参考にしてもらえると良いと思います。

動画引用元:横浜DeNAベイスターズ 宮崎敏郎 バッティングフォーム&バッティング(スローモーション)【2017年第4号逆転ツーランホームラン】

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