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強豪ニュージーランド HAKAハカとは?

強豪ニュージーランド HAKAハカとは?

180cm100kgを超える集団が、身体を叩き、目を見開いて、民族舞踊を踊る。

世界各国が集まるWorldcupで、漆黒のユニフォームに身を包んだ男達が声をあげて舌を出しながら自チームを鼓舞する踊り。それがニュージーランド代表のHAKA(ハカ)です。

野球やサッカーでは見かけない光景に、初めてラグビーを見た人は驚くことでしょう。

ラグビーの発祥はイギリスという説が有名で、実は紳士のスポーツと言われており、伝統と文化を重んじるスポーツです。ニュージーランド先住民マオリ族の伝統舞踊HAKAを知って、今秋のW杯ラグビーを100倍楽しく観戦しましょう!

恐怖心に打ち勝ち、団結力を高めるHAKA

ハカは、先住民マオリの伝統舞踊で、儀式を行う際や戦いに挑む際に披露されます。チームで陣形を取り、リズムに合わせて地面を力強く足で叩き、自らの身体を楽器のように打ち鳴らす姿は観ているものの心を動かします。

踊りの最中にハーフラインを超えると罰金!?

対戦相手は、踊りを披露するオールブラックスに対して、横一列に並んで見る事が一般的とされています。その中で2019年のW杯準決勝にてイングランドがV字の体型を作り、ハーフラインを越えた事が話題となりました。これに対し、大会側は2000ポンド(当時28万円)の罰金を科しました。これは「キックオフ前に相手陣地に入ってはいけない」という大会規則に基づくものです。

同じスポーツでも、国が違えば文化が異なります。野球の大谷翔平選手がメジャーリーグで初ホームランを打った時、自軍ベンチは大谷選手をベンチであえて出迎えない「サイレントトリートメント」と言うお祝いをしました。これも日本では見ない光景です。

世界各国が集まる熱い闘いのそばで、伝統と文化を見る事が出来る楽しみもあるW杯が待ち遠しいですね!

それではHAKAの動画をご覧ください!

ラグビーワールドカップ歴代決勝戦でのハカ

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