バレーボールには「無回転」のフローターサーブというサーブがあります。「無回転」のサーブは、変化が読みにくく効果的なサーブの一つです。サーブで相手を崩して得点に繋げることは、攻め方として理想ですよね。
そこで、本記事ではフローターサーブが上達する練習方法とコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
フローターサーブとは
フローターサーブは、「無回転」で相手コートにサーブを打って、相手を崩したり、得点を取ったりするサーブのことです。
「無回転」のフローターサーブの打ち方について見ていきましょう!
打ち方
1.サーブを打つ直前の構えでセットする
2.腕から指先まで一直線の状態でサーブを打つ
3.ボールを一瞬で押し込むように打つ
4.トスは一定の高さで安定させる
5.足を一歩前に踏み込み、体の体重移動を使ってサーブを打つ
6.白帯のボール1個上を狙ってサーブを打つ
ポイント
サーブを打つ直前の構えでセットする(打ち方1の段階)ことで、腕の振りなどは意識せずにボールをミートすることだけに集中できます。そのため、サーブを打つときは、腕を上げてセットした状態から始めるようにしましょう。
「無回転」のサーブを打つときに大事なことは、「手首を曲げない」こと。手首が返ってしまうと、ボールに回転がかかり、ドライブ回転になってしまうため、手首は曲げずに一直線の状態をキープしてください。
打ち方3の段階でボールを打つときのサーブの軌道は、平行よりもやや上を狙いましょう。ボールを打つときは、ボールを叩くイメージではなく、相手コートに押し出すイメージを持つことが大切です。
打ち方5の局面では、体の体重移動がポイントになります。腕だけではサーブが届かなかったり、弱いサーブになってしまったりするので、下半身の体重移動を上手に使いながらサーブを打つようにしましょう。
以上がフローターサーブの打ち方とポイントです。最初からすべてのポイントを意識しようとするのは難しいので、1つずつ丁寧に取り組み、クリアしたら次のポイントを意識するように段階を追いながら練習することが上達への近道です。
フローターサーブの練習を繰り返し行い、安定した「無回転サーブ」を習得しましょう!
それでは動画をご覧ください。