世界のクリスティアーノ・ロナウドや、元日本代表の本田圭佑選手が得点するフリーキック。面白い事に、ボールの軌道とは反対方向にステップするキーパーの動きに「なぜ?」と思った方も多いのではないでしょうか?
野球でいうナックルボールのように、蹴った本人もどう曲がるか予測しづらいボール、それが無回転シュートです。ゴールを超えると思ったら急に落ちてくる、右に曲がった後に左に動く、これはキーパーにとって厄介です。
今回は世界の一流選手も使う「無回転シュート」について、最後の動画を元に解説していきます。まずは世界の無回転フリーキック動画をご覧ください。
ミートはくるぶしで
人によって蹴り方は色々あるのですが、インサイドで蹴る方法をご紹介します。くるぶしの下より少しつま先側の位置にミートさせます。感覚としては、蹴るというより、そのまま押し出すイメージでボールに当てます。
蹴った後は、軸足もそのまま前に移動するような形で蹴っていきます。
ボールの中心少し下を押し出す
中心を蹴るより、ボールの中心より少し下を、なるべく接触時間が長くなるようにボールを押し出します。ボールに足が当たった瞬間から離れる瞬間まで足首を固定したまま蹴ります。
足指はグーの形で固定する
普段は見えない靴の中ですが、足首を固定させるために指をグーの形のように丸めておきます。大切なのは、ボールを捉えた後も足の角度は固定したままで振り切るようにします。
末端の足指に力を入れて置くことで、膝下の筋肉と連動性を持たせ、足首の固定力を高める事ができます。
また、蹴る時の軸足はボールの真横に置くようにします。そこからインサイドでコンパクトに押し出すイメージで蹴ります、
無回転は、枠内に飛べばどうぶれるのか分からない球になるため、キーパーにとって取りづらい球になります。
ぜひ身につけて試合で流れを変える一本を蹴ってください!
それでは動画をご覧ください。