堀川未来夢選手は、2022年「日本プロ」で2つ目のタイトルを獲得し2勝、自身初の賞金ランク4位となりました。出場24試合中に、予選落ちがほとんどない安定感を誇る今注目の選手です。
そんな堀川選手がパッティングについて解説してくれている動画を元に、詳しく解説していきます。
パッティングラインを読むのが基本
- まずは傾斜を把握する事が重要
どんなに打ててもライン読みが違ったら話になりません。
上りと下りのラインで曲がり方が全然異なります。一般的に下りの方が曲がるのですが、それはなぜかわかりますか?
それは下りのスライスの場合、傾斜の流れに対して従う方向に打つことになります。そのため、傾斜を使ってボールが加速して、より曲がる球になります。
一方上りのフックの場合、カップに対して傾斜の上を狙っていく形になる=傾斜に対して流れに逆らう方向にパットをするため、曲がりづらくなります。
パットの大前提として、この傾向を理解してパッティングを行います。
そして、堀川プロは、傾斜を判断するために以下の方法を取っています。
【傾斜を判断するためのポイント】
- ボールとカップを横から見る
- グリーンを一周回ってからボールに行く
- カップに入る「場所」から逆算
ボールからカップに線を引くのではなく、カップインの場所からボールへと線をなぞっていきます。ボールとカップの距離を3分割して考えて、それぞれのポイントから線を延長していって最終的に現在のボール位置まで辿るようにします。
- 6mまではカップの30cm先、12mならカップを目指す
距離が長くなるにつれて、パットのゴールをカップに近づけていきます。プロの場合、6mであれば距離感がずれないため、ショートを避けるためにカップを超えるボールを狙っていきます。
それより長くなる12m程の距離になると前後1ydくらいの誤差を考えて、カップを目指すようにします。距離に応じて、パットの強さのイメージを変えていきます。
パットがうまくなるだけで、スコアメイクがとてもやりやすくなりますね!すぐ出来る考え方をぜひ実践してみてくださいね。
それでは動画をご覧ください。