オーバーしても短くてもいけない、と考えながら打ってアプローチを失敗した経験は誰にでもあるはず。これがうまくなれば、5打10打を一気に縮める事も夢ではありません。
今回はグリーン周りの短めなアプローチのコツについて、最後の動画を元に詳しく解説していきます。
アプローチで大切な4つのこと
1. アドレスと基本的なこと
クラブの選択は、SW、AW、PWどれでも構いません。一番慣れているクラブを使用しましょう。
失敗するアプローチをする人のアドレスは、
- ドライバーと同じような広いスタンスで、ボールから離れて構える
- 極端にボールを右に置いて構える
- ボールを左足寄りに置いている
正しいアドレスは、
- スタンスは1足分足が入るくらい
- 右足親指の内側にボールをセットし、左足に5.5、右足4.5の体重配分
- 少しオープンスタンスでボールの近くに構える
まずは、この点を確認しましょう。
2. 体重移動
アドレス時の体重配分は左5.5、右4.5と左足に多めにかけますが、どちらかの足に体重配分をかけすぎると、手打ちのアプローチになり、安定しません。
小さなスイングながらも、右から左へと足踏みするかのように体重移動を行うことが大切になります。体重移動することで、ダフリやトップが減り、またスイングのリズム感も良くなります。
フィニッシュでは、左足に8割くらい体重が乗るイメージを持ちます。
3. バックスイングの上げ方
アプローチを失敗する方は、バックスイングを外側や内側に上げたりしています。
内側にバックスイングする人は、右足に体重が残りやすく右足軸になります。そのため、救い打ちになりやすく、ダフリやトップになります。
逆に外側に上げる方は、下半身を固めてカット打ちの手打ちになっている方が多いです。そのため、ヘッドの入射角が鋭角になりフォローで左ひじが引けて失敗します。
正しい上げ方は、バックスイングの際、クラブヘッドが腰の位置に来た時に
- シャフトが目標方向と平行
- フェースがやや下を向く
これが、スクエアに上がった正しいバックスイングです。
4. 加速して打つ
大きいバックスイングから減速してインパクトしている場面を見かけます。これは緩んだ打ち方で、アプローチで最もやってはいけない打ち方です、
バックスイングはコンパクトにあげて、そこからクラブヘッドを加速させて打つようにします。
グリーン周りの寄せ方を学んで、ベストスコアを目指しましょう!
それでは、動画をご覧ください。