ツーストライクに追い込まれることは、打者にとって圧倒的に不利な状況です。三振をしたくないという気持ちが大きくなり、自分のバッティングの形を崩してしまう選手は多いでしょう。
本記事では、追い込まれたときに役立つバッティング技術を紹介したいと思います。
逆方向を意識する
追い込まれてしまったら、逆方向を意識しましょう。逆方向を意識して、ポイントを後ろにすることで、長くボールを見ることができます。長くボールを見て、ストレートにも変化球にも対応する準備をすることが重要です。
多少の甘いボールでも、無理に捉えようとするのではなく、ファウルになっても良いという意識を持ちましょう。ファウルで逃げることも、重要な技術です。
9:1で構える
構えるときは、軸足に重心の9割を乗せるようにしましょう。残りの1割はバランスを保つために、前足に乗せます。
軸足に体重を乗せることができたら、できるだけノーステップで打ちにいくようにしましょう。ステップをするとタイミングを取りにくいため、ノーステップで打ちに行って、ギリギリまでタイミングを合わせることで三振の確率を下げることに繋がります。
追い込まれてないときのステップを踏むスイングと、追い込まれたときのノーステップのスイングの2つを日頃から練習しましょう。
ストレートに合わせる
タイミングは、一番速いストレートに合わせるようにしましょう。ストレートに合わせることで、緩い変化球にも対応しやすくなります。
ストレートも変化球も逆方向に打つ意識を持つことで、対応できる可能性が更に高くなります。できるだけ後ろのポイントで捉えることができるように、自分が待てるギリギリのポイントを見つけておきましょう。
追い込まれることは、打者にとって不利なことは変わりません。しかし、追い込まれた状態でもヒット打てる自信を持てれば、打率が大きく上昇するでしょう。追い込まれることへの苦手意識を克服するためにも、今回紹介したバッティング方法はおすすめです。
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。