どのスポーツも強い青森山田高校。その中でも特に強いのが、昭和45年に正式に部としてスタートして在は220名の部員と11名のスタッフで日本一を目指すサッカー部です。
青森県では26年連続優勝、第101回全国高校サッカー選手権も常連の強豪校です。数々のプロ選手を輩出していますが、その中でも2018、2022年のFIFAワールドカップの日本代表柴崎岳選手が有名です。
伝統ある強豪は、なぜ強いのか?どんな練習で、どんな考え方をしているのか?
今回は、最後の動画をもとに「青森山田高校サッカー部の強さ」ついて解説していきます。
ただの基礎で終わらない基礎練の意識
どこの高校も同じような練習をしていると思いますが、その中でも強豪は違いを生み出していきます。
アップの後、基礎練に移りますが、練習に混ざった那須選手は「とにかく要求が高い」と伝えています。どこで?どの足で?どのタイミングで欲しいという考えを、皆で明確に合わせようという意識が高く、パス一つ出すにも緊張感が生まれるほど、相手に要求し伝えています。
選手が自分達で考え発言出来る強さ
監督も冗談で「監督いらないよね」と言えるくらい、選手達が自分達で考えて練習出来ているそうです。1つのキーワードに対して意見が飛び交うので、そこを妥協しない日常の積み重ねが強さになる、と言っています。
那須大亮が考える強いディフェンス
青森山田の選手に「細かいことだけど、細かいことにこだわっている選手が結局トップにいる」と指導しています。ディフェンスラインの上げ方や、ポジショニングの修正など細かい所にこだわるプロ選手が多くいることをあげ、高校生レベルでももっと細かい所にこだわりを持って取り組んで欲しい、とメッセージを伝えています。
強い所には、強い理由があります。今の時代は、動画で他のチームの練習などを見ることができます。ぜひ色々と学んで自分のチームの練習に活かしてください!
それでは、動画をご覧ください。