オーバーパスが苦手という課題を持っている選手やチームは多いと思います。オーバーでボールを上げようとしたときに、ドリブルをしてしまったりホールディングをしてしまったりとボールを上手にコントロールできないといった悩みを持つことも多いでしょう。
本記事では、オーバーパスで多く見られる特徴と正しい手の形やおすすめの練習方法についてご紹介します。オーバーに課題のある選手や指導者の方はぜひ参考にしてみてください。
オーバーパスでよく見られる特徴
特に中学生に多いのが、ボールをキャッチしてしまうこと。将来的にボールをコントロールする場面で非常にマイナスになることもあるので、改善していく必要があります。
小学校低学年の子どもには、ボールが少し重いため、ボールの重さに負けてボールを持つ形になってしまうことが多いです。この癖がなかなか抜けきれないために、中学生に上がったときもボールをキャッチしてしまう場合があります。
ボールに対して体力的にも身長的にもボールに負けないようになったら、ボールを持つような癖からパンっと指で弾き出すようなパスでコントロールできるようになると良いでしょう。
それでは、オーバーの正しい手の形について見ていきましょう!
オーバーパスの正しい手の形
両手をおでこの上に持ってきてオーバーパスの形を作ります。その両手に向かってもう一人の選手もしくは指導者が上からボールを叩き、両手が丸い形になっているかを確認しましょう。丸い形になっていれば、手の形はOKです!
ボールに触れるのは手のひらではなく、指の第二関節から指先にかけて。ボールに浅くコンタクトするように意識してみてください。次に練習方法を見ていきましょう!
オーバーパスの練習方法
正しい手の形を確認したら、次は実際にボールを使って指で弾く練習です。両手をオーバーの形にして、そこにボールを軽く投げてもらいます。そのボールを指で軽く弾く練習を行い、指先でボールを弾く感覚を掴みましょう!
この練習方法を取り入れることで、手のひらではなく指先でボールをコントロールする感覚を身に付けることができます。オーバーのフォームが手のひらでキャッチするような形になってしまっている人にはおすすめの練習方法です!
それでは動画をご覧ください。