海外や日本のボディビルダー達が食べている野菜を見るとのほとんどが「ブロッコリー」
です。なぜ減量中にブロッコリーを食べるのか説明していきます。
ブロッコリーが選ばれる理由
選ばれる理由として大きく3つあります。
①圧倒的なタンパク質含有量
②ビタミンC含有量
③食物繊維(不溶性食物繊維)
まず①圧倒的なタンパク質含有量ということですが、他の緑黄色野菜と比べると明らかにタンパク質の量が多いです。できるだけ毎日野菜を摂取したいので、野菜からタンパク質を摂取することができるというのは大きなアドバンテージになると思います。
次に②ビタミンC含有量は、ブロッコリー100gあたり120㎎含まれます。ビタミンCというとレモンを想像する方が多いと思いますが、レモンで100gあたり50㎎なのでブロッコリーはとてもビタミンCが豊富だとわかります。なぜビタミンCが良いのかというと、筋疲労の回復、免疫力低下を防いでくれます。また、コルチゾールの分泌、血中濃度を下げる働きもあります。減量中は免疫力が低下しやすいのでビタミンCは積極的に摂りたい栄養素です。
③食物繊維(不溶性食物繊維)は、腸内細菌の分解の影響を受けにくく水を吸収します。水を吸収するということはお腹が膨れるので、減量中の空腹感を和らげてくれます。含有量は100gあたり3.7gで他の緑黄色野菜と比べると明らかに多いです。
他の野菜との比較
100gあたりのタンパク質の含有量を比べていきます。
ブロッコリー4.3g、アスパラガス2.6g、ほうれん草2.2g、レタス0.6g
次に炭水化物の含有量を比較していきます。
ブロッコリー5.2g、アスパラガス3.9g、ほうれん草3.1g、レタス2.8g
一見一番多く見えますがほとんどが不溶性食物繊維なので、実際は1g未満になります。
ビタミンCの含有量は
ブロッコリー120mg、アスパラガス15mg、ほうれん草35mg、レタス5mg
食物繊維の量は
ブロッコリー4.4g、アスパラガス1.8g、ほうれん草2.8g、レタス1.1g
なぜ減量中のボディビルダーがみんなブロッコリーを食べるのか理由がわかったと思います。生のものを調理して食べるのがおいしいですが、今は業務スーパーなどで冷凍のブロッコリーが売っているので冷凍のものを上手く使うとダイエットも上手くいくと思います。
もちろん減量中だけでなく、身体つくりには欠かせない食材ですので意識して食べるようにしてみてください。