現代卓球では台上の技術の進歩が目覚ましく、最近の国際大会では各国の選手が「チキータ」とよばれる技術を駆使して戦っています。この技術によって、台からでる長い球だけでなく、台上から攻撃的なレシーブが出来るようになり、戦術自体をかえてしまいました。
そこで今回は、そんなチキータの、二種類の打ち方の使い分けを解説していきたいと思います!二種類を使い分け、是非レシーブで先手をとって得点に結びつけましょう!なかなか相手のサーブに積極的に攻撃出来ない方は、是非最後までご覧ください!
横回転のチキータ
比較的古くからあるチキータです。やり方は以下の通りです。
- 足をボールに合わせる
- ボールのやや右側に回り込む
- 頂点より少し後ろで打球する
- このとき、正面から真後ろにかけて、重心を使って回転をかける
- 最後に手首をひねる
メリットは、相手の質の高いサーブに対応できる点です。
一方、動きが少し大きくなるため、次のボールへの対応が難しくなります。また、コースの予測が比較的簡単なため、待ち伏せでのカウンターを狙われやすくなってしまいます。
縦回転のチキータ
新しく登場してきたチキータです。やり方は以下の通りです。
- 足をボールに合わせる
- 体はそこまでいれず
- ラケットの近くに体がある状態を作る
- 頂点で打球する
- このとき、おにぎり形を描くようにコンパクトに手首を使う
メリットは狙えるサーブに対して積極的に使って得点に結びつけられる点です。また、体をコンパクトに使うため、次の球に反応しやすく、これから必須のテクニックになっていくと思います。
一方で、ナックル横回転系以外の球への対応が難しく、また練習量が非常に重要になってきます。
これら二種類のチキータを使い分けて、攻撃的なレシーブで得点をとっていきたいですね。是非とりいれてみてください。詳しくご覧になりたい方は以下の動画を参考にしてみてくださいね。