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女子ダブルス チェン・チンチェン選手 ジア・イファン選手のプレースタイル|バドミントン 中国

女子ダブルス チェン・チンチェン選手 ジア・イファン選手のプレースタイル|バドミントン 中国

バドミントン競技をより楽しんで観戦するために、国際試合で活躍している選手の紹介をします。今回紹介する選手は、女子ダブルスで活躍しているチェン・チンチェン選手、ジア・イファン選手です。

プロフィール

チェン・チンチェン選手・ジア・イファン選手はともに中国出身で、2017年からペアを組み始めました。

主な戦績としては、2017年の世界選手権優勝、2018年のアジア大会優勝、2019年は全英オープン優勝、マレーシア・オープン優勝、アジア選手権優勝、中国・オープン優勝、香港・オープン優勝、ワールドツアーファイナルズ優勝、2020年にはタイマスターズ優勝を果たしており、現在の世界ランキング1位です。

プレースタイル

攻守ともにバランスのとれたペアです。スムーズなローテーション、タッチの速さが特徴で、ショットのコース選びにはセンスの良さを感じます。攻める展開ではしっかり攻め、守る展開ではしっかり守りきる、一見シンプルなプレーに見えるかもしれませんが、それこそが世界ランキング1位になる要因ではないかと思います。

両選手ともパワー・スピードがあるため、コートカバー力も高く、ラリーが続くと長い展開になります。長いラリーの中で、リスクの低いコース選びで相手の甘い返球を引き出し、ポイントに繋げていくスタイルは、相手ペアの体力的にも精神的にも削られていくような印象を持ちます。

ゲーム展開が長くなっても、このプレースタイルで一貫しているため、後半になればなるほど、相手選手の消耗が激しくなり、有利な展開でゲームコントロールしています。

今後の活躍

周りの若い選手の実力が上がってきている中で、まだまだ世界ランキング上位の一線で戦える実力はあります。今後の国際試合での結果がどうなるか、ベテランの戦い方で結果を残していってほしいと思います。

それでは動画をご覧ください。

参照元:準々決勝 | 松山 奈未 / 志田 千陽 vs チェン・チンチェン / ジア・イファン | 準々決勝 世界バドミントン選手権大会 2023

ABOUT THE AUTHOR

宮田心
学生時代はバドミントンに打ち込む中で、自身のケガをきっかけに鍼灸治療と出会い、感銘を受け、鍼灸師になることを志す。

経歴▼
学校名:此花学院高等学校(現大阪偕星学園高等学校)
バドミントン歴:22年
成績▼
大阪府シングルスベスト4
近畿大会ダブルスベスト16

現在は自身の経験を活かし、バドミントン選手のケア・指導はもちろんのこと、一般・スポーツ愛好家・アスリートの鍼灸治療・トレーニング・リハビリテーションを組み合わせながらその人にとって「使いやすいカラダ」にコーディネートする治療家として幅広い年齢の施術を担当している。
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