日常生活で身近になっている炭酸水。特にダイエット中には飲みたくなる人は多いと思います。そんな炭酸水は実は筋肉によい影響を与える側面がありますので、今回は炭酸水を正しく摂取することで起こる身体への良い影響を説明していきます。
身体へのメリット
炭酸水とは、水に二酸化炭素が溶けている飲み物の総称です。炭酸なのでPHバランスは酸性に偏っており、酸性の飲み物になります。酸性なので、悪いイメージを持つ方がいますが、炭酸水を飲むことで胃が悪くなるということはありえません。
メリットとしては、ダイエットに役立つということがあげられます。水と比較すると炭酸水を飲んだ方が、短期的な満腹度は高くなるということがわかっています。炭酸水を飲むことで、胃にガスが溜まり大体40分くらいは満腹度が高い状態が保たれるということがわかっています。
食事の前に炭酸水を飲んだり、小腹が空いたときに飲んだりすると、炭酸水による満腹感でカロリー制限を進めることができます。また、炭酸水に含まれる二酸化炭素は便通の改善にも効果があるようです。
炭酸水による筋肉への影響
炭酸水はトレーニング中に飲むのはガスを含むので不適ですが、トレーニング後に飲むことによって筋分解を抑えてくれる可能性があります。炭酸水を毎日1リットル2ヶ月飲むことにより、血管の健康レベル、心臓の健康レベルは向上し、全身の炎症レベルは激減したという結果が出ており、炭酸水に含まれるナトリウムにより心臓血管の健康は向上するという結論が出ています。
つまり、トレーニング後に炭酸水を飲むことで心臓の機能を向上させ、疲れを取りやすくする可能性があり、全身の炎症レベルを下げてくれ筋たんぱく合成率が上がる可能性があるというわけです。
しかし、胃潰瘍や胃酸が逆流しやすい方、過敏性腸症候群などの胃腸が弱い方は刺激となるので、控えましょう。
おすすめはダイエット期間に1日1リットルを目安に飲んでみてください。
正しい炭酸水の飲み方
運動中の炭酸水は控えたほうがいいですが、炭酸水を中心として水分補給を行うと知らずのうちに脱水症状に陥りやすいので炭酸水のみの摂取は控えましょう。運動中は水分補給を意識して、運動後に炭酸水を飲むようにしましょう。
炭酸水を上手に使えるとダイエットが凄く楽になりますね。リンゴ酢を炭酸水で割ったものを朝一で飲むのもダイエット効果が期待できますので、苦手でない方は試してみてください。