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大阪学院大 大阪2強時代の終幕へ! 社長と監督の二刀流指揮官が見据える日本一への道|選手育成 基礎練習 筋力トレーニング

大阪学院大 大阪2強時代の終幕へ! 社長と監督の二刀流指揮官が見据える日本一への道|選手育成 基礎練習 筋力トレーニング

 高校野球において、大阪の名門校といえば、大阪桐蔭高校と履正社高校の2校が主に挙げられるでしょう。大阪には、数多の強豪校が存在するなか、大阪桐蔭高校と履正社高校のどちらが優勝するかと予想する人は多いです。

近年の大阪大会は、大阪桐蔭高校と履正社高校の2強時代を迎えていました。しかし、そんな大阪2強時代が終わりを迎えようとしています。大阪学院大が、2024年春の大阪府大会において、大阪桐蔭と履正社を破り、優勝を果たしたのです。

髪型は自由で、週末でも練習は4時間しか行わない。監督は社長との二刀流という、高校野球の常識を覆す大阪学院大の強さの秘訣を、今回は紹介します!

野球を楽しむ

大阪学院大では、野球を楽しむことを大切にしています。練習のモチベーションが下がっている選手に対して、怒るのではなく、モチベーションが下がっている理由を聞き出して、根本的な解決を行うことを重視しているそうです!

坊主頭にする合理的な理由が見つからないと判断したことによって、坊主頭を廃止しました。

行う理由が見つからず、選手が嫌うことは徹底的に排除する姿勢が、大阪学院大校の強さの秘訣と言えるでしょう。

指導者の分業制

大阪学院大は、監督を含めて、コーチやスタッフが9人在籍しています。指導とマネジメントを分けることによって、選手育成の質を大きく向上させました。

アスリートを育てるのではなく、高校野球の選手を育てることをテーマにしていることも強さの秘訣でしょう。高校野球を勝ち抜くことを考えて練習に取り組むことは、簡単なようで難しいことです。

監督が高校野球で勝つ手段を合理的に考え、多くのコーチが指導にあたる形を完成させたことが大阪学院大の強さの秘訣です!

信じる気持ち

選手が勝てると信じていたことが、大阪桐蔭と履正社を破る大事な要素だと辻盛監督は語ります。全国を制することが目標であるなら、勝てないチームはないと信じることが重要だとチームで徹底していたそうです。

実際に、春の大阪府大会準々決勝での大阪桐蔭戦は、9回に逆転して勝利し、その勢いで優勝を果たしました。

大阪桐蔭と履正社には勝てないと、思い込んでいる高校が多い大阪のなかで、どのチームも必ず破るという、強い気持ちが大阪2強時代の終焉を呼び込んだのです!

詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。

参照元:社長と監督の“二刀流指揮官”が見据える日本一の道。大阪学院大高はなぜ大阪2強に勝てたのか
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