幼稚園や小学校の運動会で誰もが一度は経験する短距離走。
足が速いからと言ってえらいわけでも何でもないですが、速い遅いの差が如実に表れるため、足が遅い子にとっては劣等感を感じやすいことは否めません。苦手意識を持たずに楽しんで欲しい、そのために足が速い方がよいと考える親御さんも多いでしょう。
今回は、これをやれば自然と足が速くなるというトレーニングを紹介します!特に小学校に入る前、幼稚園児におすすめです!
足が速くなる要素がつまっている「ケンケン」
是非やって欲しいトレーニング、それは「ケンケン」と呼ばれる、連続で行う片足ジャンプの動きです!この動きには以下の要素が入っています。
- 片足で身体を支える
- バランスをとる
- 弾む
実はこれらは足を速くするための要素でもあるんです。
では、どのような形で練習していけばよいのでしょうか。
①その場でケンケン
まずはその場で5回ケンケンをしてみましょう。
難しい場合は、壁や手すりを持ったり、親が手を繋いであげるなど、バランスを補助する形からはじめてみてください。
②ケンケンで前に進む
その場でケンケンができたら、次はケンケンで前に進んでみましょう。
子供は大人と違って頭の重量が占める割合が高いため、バランスをとることが難しく、頭が前に出ることで、前にバランスを崩しがちです。頭の位置が前に出ないよう注意しながら、一定の距離を連続してケンケンができるよう、まずは手を繋いで練習してみてください。
③遊びの中にケンケンを入れる「ケンケンおにごっこ」
ケンケンで進むことができるようになったら、遊びの中にケンケンを取り入れていきましょう!
ケンケンおにごっこはおすすめです。鬼も、逃げる方もケンケンで移動するというおにごっこ。範囲を決めて、制限時間は30秒ほどに設定し、何回か繰り返し行ってみてください。
大人にとってはなかなかハードなため、怪我しないよう準備運動をしっかり行いましょう。
注意点
どうしても得意な足でケンケンを行うことが多くなりがちです。両足バランスよく行えるよう苦手な足も積極的に使うようにしてください。