みなさんは、練習前や試合前にどんなアップをやってますでしょうか。
みんなで集まってジョギング。そこからストレッチに入り、キャッチボールへ。
とてもざっくりしてて申し訳ないですが、このようなアップをやっているチームは少なからずあるかと思います。また、どんなアップをやっていても、意味ないとか無駄だとは全く思わないですが「何のためにアップをやるのか」を考えると、もっと効果的で、もっと良いアップ方法があるのではないかと探求したくなるものです。
動画で埼玉西武ライオンズがやっているアップは、マーカーを10個置いて、マーカーとマーカーの間を素早く足を動かしながらステップするアップです。このアップの良いところは、通常のアップよりアクティブで、細かく素早い動きを繰り返していることです。
通常のアップはもっとスローなイメージがあります。しかし、いざ練習や試合となると、突如として素早い動きが要求されます。いきなりそんな動きをやると、パフォーマンスが最大化されないのはもちろん、最悪の場合ケガに繋がるかもしれません。
アップは、身体を暖める、ではなく、身体を目覚めさせる、という考えでアップをメニューを構成すると、このように、マーカーやラダーを使ったアップがおのずと適用されるかと思います。
サッカーのアップの定番に「ブラジル体操」というのがあると思います。
動画引用元:20141109ブラジル体操(4年生)
動画を見て分かる通り、股関節や膝などをアクティブに動かして、関節部分を目覚めさせている感じがします。筆者が考えるアップは、このブラジル体操のイメージがしっくりきます。このように、他のスポーツからアップ方法を取り入れるのも面白いかもしれないですね。
では埼玉西武ライオンズのアップをご覧ください。