打撃練習　ヘッドを勝手に走らせる低身長でも飛距離を伸ばす方法

バッティングにおいて、バットの使い方はとても重要です。しかし、中には低身長や自分に自信のない選手も多いでしょう。実は、身長やパワーだけでなく、バットの持ち方や振り方やボールとの接触点などを工夫することで、あらゆる選手が飛距離を伸ばすことが可能なのです。

本記事では、バッティング力を伸ばしたい方にとって役立つ、低身長やパワーのない選手でも飛距離を伸ばせる方法を紹介します。

ヘッドスピードを意識する

多くの選手は、スイングスピードを速くすることを一番に意識しますが、飛距離を伸ばすのに必要なのは、ヘッドスピードです。スイングスピードが速くても、ヘッドスピードが遅いと飛距離は出ません。

ヘッドスピードを速くするには、バットの重さを利用しましょう。力を抜いて、バットを落とすように振ると、力感のないヘッドスピードが速いスイングになります。

正しくバットの重さを使えるようになると、インパクトするところで自然とバットが加速します。バットは先端が重くなっているため、余計な力を入れなくても勝手に加速してくれることを意識しましょう。

自分が飛ばしやすいポイントや打ちやすいポイントで加速するように、バットの軌道を調整しましょう。バットの軌道や打つポイントがずれてしまうと、バッティングを大きく崩してしまうため、注意が必要です。

ヘッドをできるだけ深く入れて構え、そこから遠心力を使ってスイングする練習をしましょう。ヘッドを深く入れると力みやすくなりますが、力まずに振ることを意識します。

ヘッドを深く入れたときほど、バットの先端の重みを意識しましょう。素振りだけでなく、トスバッティングを行うこともおすすめです。

遠くに飛ばそうと意識すると力一杯振ることを意識してしまいますが、大事なのは脱力です。低身長やパワーがない選手が、自分の力だけを頼ろうとしても限界があります。バットの重さやバットとボールの反発など、色々な力を上手く利用しましょう。

低身長やパワーがなく、飛距離が出ないことに悩んでいる選手には、このスイングはとてもおすすめです。また、体格に恵まれている選手も意識すると効果はあると思います。飛距離を伸ばしたい選手は、是非実践してみてください。

細かい練習内容は、以下の動画からご覧ください。