
今回ご紹介する動画は、前回ご紹介しました【野球っ娘トレーニングTV】2本目のYou Tubeで公開している動画です。
この動画でご紹介している練習は、私が学生時代に行っていた【2メン】です。2メンと聞くと、バスケットボールをイメージしますよね。この練習は、学生時代にバスケットボール経験者の仲間からヒントをいただき生まれたメニューの一つです。冬の練習や、キャッチボール後におすすめの盛り上がる練習ですのでぜひ参考にしてみてください。
それでは、目的と練習方法、ポイントについてみていきましょう。
2メンの目的
- 動いてる選手に対して予測をして捕球しやすい場所に投げる
- チームで楽しみながら練習をする
2メンの練習準備
- マーカーコーンを15個用意する
- 2メートル間隔で横に3つ並べる
レフト線やライト線を使うときれいに並べやすいです。 - 3つを基準に約5mごとに5つ並べる
(例:レフトからセンター方向に向かって)
※マーカーコーンが無い場合は、動画のようにラインカーで線を引いて練習をすることができます。
練習方法:トス編
- 3列のうち真ん中の列を使った2列で行う
- 2人1組でボールを1つ持ち向かい合う
- ボールを持っている選手がトスを出したらスタート
※右利きのペアの場合、右側の選手は通常のトスを出し、左側の選手は、バックトスの投げ方でトスを出す
※マーカーの内側には入らず、外側で行う - 最後のマーカーまで走りながら続ける
【ポイント】
- 相手が捕球しやすい高さにトスを出す
- 相手が捕球しやすい、進行方向にトスを出す
- トスをもらう選手は「はいっ!」などの声掛けを行い、出してほしい高さに目印としてグローブを出す
回数を重ねることで、どこにトスを出せばベストなのか理解できると思います。
しっかりとペアで声を掛け合いながら練習をすることで、活気のある練習になると思います。
練習方法:スローイング編
- 外側の2列のコーンを使う
- トスではなく、上からボールを投げながら進む
【ポイント】
- スナップスローを意識する
ボールを投げ合う距離がやや長くなるので、体の使い方や、狙った場所に投げる技術が必要です。スナップスローで投げたボールが速すぎると、相手が捕球しづらいので力加減も大切です。たくさん走るので、トレーニングメニューとしても取り入れることができると思います。
また、徐々に慣れてきたら、マーカーコーン間の距離を伸ばして難易度を上げるのもおすすめです。ぜひ、参考にしてみてください。