全ての人が生きていくうえで必ず摂るのが食事。
摂取した食物が身体の中で細かく分解・吸収され、それが身体を作る材料になったり、身体を動かすエネルギー源になったりします。
生きていくうえでの土台ですね。
ダイエットをしたい人、筋トレをして身体を大きくしたい人、体調を崩すことが多くて身体の調子を整えたい人など、状況は違えど、1度くらいは食事について調べてみたことがあるのではないでしょうか。
生きていくうえで切っても切れない食事。
逆に、食事を味方につけられたら、これほど心強いことはありません!
少しずつ食事について知識を深め、自分にあった食事を見つけましょう!
バランスよく摂ることが基本!
よく食事の栄養素などを調べた後、大きく食事内容を変更したりする人がいます。
ダイエットを志して、急に糖質摂取をゼロにするといった具合です。
もちろん、その心意気は素晴らしいですし、その勢いで頑張って欲しいのですが、やはり急激に変化をつけるのは身体にとってはストレスです。
食事からの栄養で身体は出来上がっているので、食事が偏るとダイレクトに体調に影響が出ます。
そもそも、栄養素というのは、身体にとっては全て必要なものです。
昨今は食べ物が溢れているので、「摂りすぎ」という状態が悪さをしているだけ。
その認識をしっかり持って、情報収集を行いましょう。
PFCバランス
Pはタンパク質、Fは脂質、Cは炭水化物を指します。この3つは三大栄養素ですね。
PFCバランスとは、この3つの栄養素の摂取する割合のことを指します。
タンパク質1gから4kcal、脂質1gから9kcal、炭水化物1gから4kcalが産生されると言われています。この数字が分かれば、カロリーからそれぞれのグラム数が計算できますね。
例えば、1日2,000kcal摂取すると決めた場合、
PFCバランスを P=30%、F=10%、C=60%としたら、
2,000kcalの30%は、600kcal。
タンパク質は1gあたり4kcal産生するので、600kcal÷4kcal=150g
1日に必要なタンパク質の量は150gということになります。
同じ要領で計算すると、
脂質は2,000kcalの10%で、200kcal。200kcal÷9kcal=22.2g
炭水化物は、2,000kcalの60%で、1,200kcal。1,200kcal÷4kcal=300g
PFCバランス=3:1:6にした場合は、
タンパク質150g、脂質22.2g、炭水化物300g が、1日の摂取目標になります。
最近ではアプリなどでも簡単にPFCを出してくれますので、一度ご自身で目標をたてて、1日だけでも食事を記録してみて下さい。
タンパク質の摂取の難しさ、そして、恐ろしいくらい炭水化物や脂質が摂りやすいことを実感できると思います。
自分自身の食事内容を把握すること。
それが、食事改善の第一歩です!
Fをおさえる!
脂質はタンパク質と炭水化物に比べ太りやすい栄養素になります。
ダイエットや身体を絞りたいという人には、脂質の摂取量を減らしてみましょう!
ただし、脂質は身体の中の細胞の膜を作ったり、ホルモンの元になったり、重要な働きがありますので、ゼロにするのは避けて下さい!身体をより良くするための食事で、体調を崩しては意味がありません。食事内容は身体の調子を左右します。少しでも体調がおかしいと感じたら、元の食事に戻しましょう!
それでは動画をご覧ください!