元オリックスの吉田選手(現ボストン・レッドソックス)と言えば、身長173cmとプロ野球界の中では身体が小さい選手でありながらも、豪快なスイングでホームランを量産する(16年は新人ながら10本塁打)注目株の選手です。まずはその豪快なスイングで打ったホームランをご覧ください。
動画引用元:大ブレイクの予感 エグい豪快フルスイング オリックス 吉田正尚 バッティング (スローあり) フェニックスリーグ
小さい身体を目一杯使った超豪快なスイングですね。少年野球や高校野球でこんなスイングしていたら怒られてしまうかも、と思うぐらいのフルスイングですね。
吉田選手の良さは
・強靭な下半身の強さ(太ももがかなりデカイ)
・ポイントが近い
・身体が開かない
・フォロースルーが大きい
上記4点になりますが、特に「身体が開かない」点が高く評価されていると思います。これだけフルスイングすると、前の肩が先に回りがちで身体が開いてしまうことが多いでしょう。身体が最後まで残っていることが本当に良い点だと思います。
実際に吉田選手がティーバッティングをしている練習がありますが、最初はボールの下を叩き打球を上げる練習をやってます。2:00あたりから片手でスイングする練習に変わりますが、下半身を固定し、身体が開かないように開かないように意識して練習をやってます。
フルスイングのウィークポイントを知っているからこそやっているのでしょう。フルスイングは身体が開きがちということを。なので、念入りに練習をやっていると思います。
そして2:30ぐらいから、真横からのティーバッティングに切り替わり、近いポイントでも打ち返せる練習をやってます。これも身体の開きを抑える練習の一つでもあります。
筆者個人的には、フルスイングすることは良いことだと思います。しっかり振ることは大事です。しかし身体が開いてしまってはダメです。なのでフルスイングのスタイルを貫くなら、同時に身体の開きを抑える練習をたくさんやる必要があります。
それでは吉田選手のティーバッティング練習をご覧ください。