ディフェンスはオフェンスに比べて、一見目立たないように見えるかもしれません。しかし、相手のオフェンスをコントロールし、ドライブコースを狭めたり誘導したりすることが可能です。
ディフェンス力を高めることで、試合やチームの流れを作り出す力を身につけ流ことができます。
今回は、そんなディフェンス力を向上させるために、「腕の使い方」に注目したコツを紹介します。腕をうまく使うことで、相手ディフェンスのドリブルの動きを封じたり、左右の動きを素早く行うことができるようになります。
ぜひ本記事を参考に練習を重ね、ディフェンスから試合の流れを変える選手になりましょう!
「ワンアーム」を保つ!ディフェンスの基本姿勢
ディフェンスにおいて、「ワンアーム=腕一本分の距離」を保つことが重要です。身体を相手に近づけてしまうと、ドリブルで容易に抜かれてしまう可能性があります。
それを踏まえて、ディフェンスの基本姿勢として、相手のオフェンスの膝の内側に手を伸ばし、つけるイメージを持ちましょう。その時に腕は伸ばし、腕一本分の距離を保ちます。
相手が右手でボールをコントロールしている場合は、自分の右手を相手の右太ももの内側に、左手でコントロールしている場合は、右手を相手の左太ももの内側に当てるイメージです。
この姿勢でプレッシャーをかけることで相手の動きを制限し、フロントチェンジがやりにくくなります。
切り返された時は腕を振る
ディフェンスにおいて、腕の使い方も重要な要素です。特に相手ディフェンスに切り返された場合、腕をうまく使うことが求められます。
切り返された方向に伸ばしていた腕を思い切り振ることで、素早く相手オフェンスの進行方向へ移動できます。
この振る動作により、素早く足を動き出せるだけでなく、振った手でプレッシャーを相手にかけることもできます。
正しい腕の使い方を身につけることで、初心者でもディフェンス力を向上させることができるため、「ワンアーム」を保ちながら相手に対峙し、的確なプレッシャーをかけましょう。
そして、切り返された時には腕を思い切り振り、素早く対応することが大切です。ディフェンスは相手の攻撃を封じ、攻撃の流れを妨げる重要な役割です。
正しい腕の使い方を意識し、基本姿勢を守りながら自信を持ってプレーし、試合の流れを変える選手になってください!
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