打撃において、膝が割れてしまうことに悩む選手は多いでしょう。膝が割れるのを防ごうとした結果、打撃のフォームを大きく崩してしまう選手も多いです。
本記事では、膝の割れを改善するための練習方法を紹介します。
打撃練習中に膝が割れるデメリット
バッティングや打撃を強めるための練習中に膝が割れてしまうと、軸足の力を伝えることができなくなり、強く打ち出すことができなくなります。また、ボールにも上手く力を伝えることができないことが多いです。
体のバランスが崩れるため、自分のタイミングで打てなくなってしまいます。
練習方法
膝を痛めずに打撃を強めるための練習方法は2つあります。
1つめは足を上げて片足になった状態で、数秒キープしてから打ちに行く練習をする方法です。キープすることによって、1番安定するポジションを探すことができ、自然と膝が割れなくなります。
バランスを取る位置や感覚は人によって異なるため、自分なりに安定する位置を探しましょう。
2つめは、構えたら引かずにそのまま打ちにいく練習方法です。歩幅を短くして前に踏み出して打ち出していくことを意識しましょう。
足を上げるなど体重移動を大きくすると膝が崩れてしまう選手が多いのです。体重移動が大きい選手は体の外側から勢いを溜めて打ちに行くのに慣れているため、引かずに打ちにいくことに違和感があります。
練習は体重や膝の違和感がなくなるまで行いましょう。また、外に引く意識より前に出す意識を強くすることが重要です。
膝が割れてしまうことの改善方法は、多く存在します。自分の感覚や体の特徴などを知り、自分に合う練習方法を見つけてください。
練習方法の詳細は以下の動画をご覧ください。