短距離を速く走るためには脚を前へ引き上げる力がとても重要です。地面からの反動で脚が跳ね返され、接地したらすぐに膝が前に高く上がった状態、そこから地面に向けて振り下ろすだけの状態にまで持っていけることが理想です。
接地した後、脚で地面を押すような走り方は短距離には向きません。地面を押す走り方ではなく、跳ねるような走り方をするためには、空中で左右の脚を入れ替えるスピードも非常に重要になります。
今回はその脚の入れ替えの練習方法をご紹介!
小学生や中学生にとってはちょっと難易度が高い練習になりますが是非チャレンジしてみてください!高校生以上の方は習得しましょう!
シザースジャンプとは
シザースジャンプは、脚を前後に開いた状態からジャンプをして、空中でハサミのように脚を前後に1往復させるという練習方法です。
例えば、右脚を後ろに、左脚を前に開いたところからスタートする場合、空中で右脚が一度前へ大きく移動し、同じタイミングで左脚は後ろへ移動しますが、着地をする頃には右脚が後ろ、左脚が前というもとのポジションに戻ってきます。右脚も左脚も同じタイミングで前後に1往復してくる形です。
実際にやってみると分かりますがこれが意外に難しい!短距離が速い人は1往復だけではなく、2往復、そして3往復までできる人もいるそうです!是非1往復に満足せず、2往復3往復と挑戦してみてください!
まずは1回の大きいジャンプから
とは言え、いきなり言われてできる人も少ないと思うので、まずは前後に脚を開いた状態から単発で高くジャンプする練習を行いましょう。
その練習を行ったら実際に脚を入れ替える練習を行います。はじめは前後に動かす幅が小さいところから始めてください。小さく脚の入れ替えができたら、次はできるだけ前後幅も大きくしていきましょう。
高いジャンプができないと空中での時間の確保ができません。なかなかうまくいかなかったらシンプルにジャンプだけの練習も挟みながら行ってみてください!
脚の入れ替えを意識したスタートダッシュ
これが出来るようになったら、このシザースジャンプのように脚の入れ替えを速くすることを意識してスタートダッシュを行ってみましょう!
いかがでしょうか?変化はありましたか?自宅での練習に是非取り入れてみてください!
【3回できますか】足の入れ替えの速さにはこの練習! – YouTube