高校サッカー日本代表選手も輩出する青森山田高校のフィジカルの強さに迫る｜ウエイトトレーニング練習法ベンチプレス

どのスポーツも強い青森山田高校。その中でも特に強いのが、昭和45年に正式に部としてスタートして現在は220名の部員と11名のスタッフで日本一を目指すサッカー部です。

青森県では26年連続優勝、第101回全国高校サッカー選手権も常連の強豪校です。数々のプロ選手を輩出していますが、その中でも2018、2022年のFIFAワールドカップの日本代表柴崎岳選手が有名です。

伝統ある強豪は、なぜ強いのか？どんな練習で、どんな考え方をしているのか？

今回は、最後の動画をもとに「青森山田高校のフィジカルの強さ」ついて解説していきます。

ベンチプレス80キロが基本！？

高校生でもフィジカルの強さがある青森山田高校は、チームに専属のトレーナーを置いてメニューを組んでいます。動画当時の監督である黒田氏はあるインタビューにて「高校の年代から筋トレにも積極的に取り組まないと世界では通用しない、Aチームの選手はベンチプレス80キロは普通に上げます」と述べています。

もちろんベンチプレスが指標の一つで、それ以外の種目についても他校を圧倒する数値である事は容易に想像できます。

ベンチプレス

ビック3と言われるウエイトの定番メニュー。身体の中でも大きい筋肉の部類である大胸筋のトレーニング。筋肥大のメニューとして、ベンチプレス後に腕立てを行っています。ベンチプレスで追い込めない部分を、腕立てで補っています。

ベントオーバーロー、ラットプルダウン

体幹の中心部分である広背筋を鍛える種目。腕を引く方向を変える事で、広背筋にかかる負荷を変えること、背筋の違う部分を鍛えることが出来ます。

ケトルベルスイング

全身の持久力と体幹、ハムストリングスを鍛えるトレーニング。身体の中心線に沿って前後に動かす動作のため重心がブレにくく、怪我のリスクが少なく全身運動が可能です。

バトルロープ

一定時間のインターバルで行う事が多く、全身を使うため身体全体と持久力を鍛える事が出来ます。

デッドリフト

ビック3の一つで、筋トレの導入としては適している体幹と大臀筋やハムストリングスなど足も鍛える事ができるトレーニングです。身体の中で一番大きい筋肉を効率よく刺激できるため、身体作りに適しているトレーニングと言えます。

いかがでしょうか？これでも一部ですが、強豪校のフィジカルが強い理由を知ることができると思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。それでは、動画をご覧ください。