夏の甲子園では、慶應義塾高校が優勝し、「エンジョイベースボール」という野球の新しいスタイルが注目されました。プロ野球もいよいよシーズン終盤に向けて各リーグで熱い戦いが続いていますね。
本記事では、現在セ・リーグ投手成績の勝利数トップ、横浜DeNAベイスターズ所属の東克樹投手についてご紹介します。立命館大学出身の東投手は2017年のドラフト会議で1位指名された左腕で、1年目は11勝5敗の活躍で新人王のタイトルを獲得しました。
セ・リーグ投手成績はこちら(2023年8月29日時点)
- 1位 東克樹投手(横浜DeNAベイスターズ):11
- 2位 床田寛樹投手(広島東洋カープ):10
- 2位 戸郷翔征(読売ジャイアンツ):10
- 2位 バウアー(横浜DeNAベイスターズ):10
- 5位 大竹耕太郎(阪神タイガース):9
東選手は、勝利数だけではなく防御率が2.09と3位に位置しています。東投手は、身長こそ170cmと小柄ですが正確なコントロールを武器に勝利数を重ねています。
はじめに、東投手のピッチングフォームをご覧ください。
【左腕が輝く日】東克樹 7回78球無失点の快投『安定感がエグい』
東投手は、壁をしっかりと作り、そこから球威のあるストレート、スライダーやチェンジアップを織り交ぜ、持ち味であるコントロールの良さで相手を抑えていることがわかります。
グラブを投げたい方向にしっかりと向ける
初心者の選手は、グラブを持つ手を使えていないことが多く、手投げになっていることがあります。グラブを持つ手が投げたい方向に向くことで、壁を作ることができ、力を逃がさずに投球できるのです。
東投手のグラブの位置は、やや高めですが基本は投げたい方向に向けてから投げることです。やや高めにすることで、グラブを引いたときにより勢いをつけられますが、コントロールしにくくなるというデメリットもあります。東投手は研究を重ねてたどり着いたフォームなので、まずは投げたい方向にグラブを向ける意識でキャッチボールしてみましょう!
グラブは胸に持ってくる
グラブを投げたい方向に向けた後は、グラブをしっかりと胸に持ってきてから投球します。グラブを胸に持ってくることで、身体の開きを抑えることができ、ボールをコントロールしやすくなります。
以上が東投手が取り入れている基本の投げ方です。ぜひ、皆様も基本に立ち返ってみてください。
参考動画:https://twitter.com/ydb_yokohama/status/1676003133376299011